オーバートークの弊害

こんにちは。
毛利まさるです。

あなたは映画やドラマを観ていて
違和感を感じることはないですか?

例えば戦国時代をテーマにした映画やドラマでは
合戦になると騎馬兵が駆け巡り、
甲冑を着た武士が日本刀を振り回します。

戦国武士の勇ましい姿を拝むことができます。

他には恐竜映画では、大暴れするティラノサウルスに
丸のみされそうになり、命からがら逃げ延びる場面があります。

ハラハラドキドキするアクションシーンです。

ここまでお伝えすると勘の鋭いあなたは
私が何を言わんとしているかおわかりですよね。

そうです。
先ほど紹介したシーンはほぼファンタジーです。

まず戦国時代では騎馬兵は主力部隊ではありません。
しかも当時の馬は今の時代の競馬の競走馬のような大型ではなく
ポニーです。

他にはまるで怪獣映画のサイズに描かれるティラノサウルスの
実際の頭の大きさは1.5mです。

確かに大きいことは間違いないのですけど
映画から受ける印象は異なるのではないでしょうか?

映画やドラマは演出としてエンターテイメントとして
現実よりもかっこよく、荒々しく描かれるのです。

それは視聴者がより興奮したりドキドキするために
必要不可欠な要素なのです。

真実を知りたければアカデミックな番組を観ればよいのです。

セールスにおいても人を引き付けるためには
ある程度、演出が必要なこともあります。

しかし、セールスの場合は映画やドラマとは違い
お客さんに届けることはフィクションではありません。

オーバートークのような過度な演出は
お客さんを裏切ることにもつながります。

かといって事実だけを伝えると
お客さんには魅力が伝わらないこともあります。

ですから、事実をいかに魅力的に伝えることが
できるかがセールスには必要なのです。

魅力的に伝えるためのトークを磨いてください。