モヤモヤしたら歩く。ウォーキングが“見えない不安”を溶かす理由

こんにちは。
毛利まさるです。

なんだか気持ちが晴れないあなたへ──それ、歩けば解決します。

やらなきゃいけない仕事は山積み。誰かに相談する気力もない。
頭の中がモヤモヤしていて、まるで霧がかかったように思考がまとまらない。そんな時、ありませんか?

そんな時にオススメしたい方法があります。

それは、ウォーキングです。

えっ、そんな単純なことで?と思うかもしれません。
しかし、この単純な行動こそが、あなたの中に眠っている「回復力=レジリエンス」を引き出すスイッチになるんです。

無になって歩く。ただそれだけのことが、なぜか効く。

ポイントは「何も考えずに歩く」こと。

お気に入りのスニーカーを履いて、スマホを置いて、ゆっくり深呼吸しながら外へ出てみてください。

歩いていると、不思議と頭の中が整理されていきます。
なぜなら、歩くという単純動作が脳に心地よいリズムを与え、余計な雑念を追い払ってくれるからです。

しかも、歩いているうちに、こんなふうに思うかもしれません。

「あれ?こんなところに花、咲いてたっけ?」
「この庭、なんだか綺麗だな」
「ここにこんなお店、あったんだ…」

この瞬間、あなたは“いまここ”に意識を向けられている状態、いわゆる“マインドフル”な状態にいます。
これは精神的な回復に非常に効果的です。

「見えていなかったもの」が、あなたの心に届きはじめる

私たちは日々、目の前のやること、タスク、プレッシャーに押されながら生活しています。

その中で、周囲の小さな変化や、自分の内面の声を見落としてしまいがちです。

しかし、ウォーキングで視野が外に向かうと、不思議と内側にも目が向き始めるのです。

たとえば「こんなところにお店がある」と気づけたあなたは、同じように「今の自分のストレスの原因はここだったのか」と、
今まで見えていなかった“心の風景”にも気づけるようになります。

歩くことは“心の棚卸し”である

ここであえて言わせてください。
ウォーキングは単なる運動ではありません。

それは「心の在庫チェック」であり、「頭の中のホコリ掃除」でもあります。

歩くことで、今まで抱えていた不安やイライラが、ふっと軽くなる瞬間があります。

これはあなたの中のレジリエンスが働いている証拠です。

何も特別なスキルは必要ありません。ただ歩くだけ。たった10分でも効果があります。

あなたが見えていないものは、あなたの中にもある

散歩で「街の花」や「隠れたお店」に気づけたように、

あなたの中にも、まだ見えていない可能性や希望があるかもしれません。

「自分には向いてない」と決めつけていたことが、実はまだチャレンジしていなかっただけかもしれない。

「何もできていない」と思っていた日々が、後から見たらすごく価値のある“準備期間”だったかもしれない。

そんなふうに、新しい視点が生まれるのがウォーキングの魔法です。

未来のあなたに、今届けたい3つの言葉

最後に、今日という一日を過ごしているあなたに、そっと届けたい言葉を3つ紹介させてください。

「目の前が真っ暗なときこそ、足元を見て歩こう」
「気づかなかっただけで、あなたの中にはちゃんと“希望”がある」
「歩くことで前に進む。それだけで、もう大丈夫だ」

ぜひウォーキングで見えない不安を溶かしてください。