“何もない畑”を笑うな。未来の成功者は今、種をまいている

こんにちは。
毛利まさるです。

何もない畑に意味はあるのか?

「頑張っているのに成果が出ない…そんな経験はありませんか?

日々努力しているのに、評価されない。頑張っても報われない。
まるで“何もない畑”を必死に耕しているような気分になること、ありますよね?

実はこの「何もない畑」、そこにこそ大きな可能性が眠っているのです。

一見、無駄に見える時間にも意味がある

ある人が、畑を見てこう言いました。

「野菜も果物も育っていない。何もない畑なんて意味がないから、手放したほうがいいよ。」

それに対して畑の持ち主はこう答えました。

「今までしっかりと土壌を整えて、ちょうど種をまいたところです。
これから水をやり、日を浴びさせて、芽が出て、やがて実りの時を迎えます。
それでも、今この畑を手放しますか?」

この話、私の創作であるものの、会社の中でよくある話に似ていませんか?

短絡的な判断が未来を手放してしまう

組織の中では、「今、成果が出ていない=価値がない」と判断されがちです。
自己啓発の本でも「すぐに成果を出せ」と書かれているものが多いかもしれません。

しかし、それはあくまで“収穫のタイミング”を見ているだけであって、土を耕した時間や、
種をまいた準備期間には目が向けられていないのです。

つまり、「今ダメだから、将来もダメ」と決めつけてしまうことは、実は未来の可能性を摘み取ってしまう危険な判断です。

種をまいた人しか、収穫はできない

何かを始めようとするとき、最初は成果なんて出るはずがないのです。

特に新しいプロジェクト、異動先での挑戦、はじめての営業エリアなど、
“何もない畑”のように感じる状況はたくさんあります。

しかし、だからこそ、そこでコツコツと“土壌を整え”“種をまいて”おくことが必要なのです。
水をあげ続ける。日を浴びさせる。地味だけど、誰もが通る道です。

そして、芽が出たとき、ようやく周囲もその努力に気づきます。
「すごい成果ですね!」と言われた時には、もう畑は青々と広がっているのです。

他人に惑わされず、自分の判断を信じる

一番大切なのは、自分がいま何をしているか、どこに向かっているかを自分自身が理解していることです。

人は成果が見えないと、不安になります。
そして、他人の言葉に左右されがちです。
「それ、意味あるの?」「時間の無駄じゃない?」
そんな言葉に挫けそうになることもあるかもしれません。

しかし、その時こそ、自分の“畑”を信じてください。
あなたが土壌を整え、種をまいたことを、あなただけは知っているはずです。