
こんにちは。
毛利まさるです。
営業として働いていると、「毎日同じことの繰り返しで成長が感じられない」
「想像的な仕事なんて自分には回ってこない」と悩む瞬間があるかもしれません。
あなたは最近、仕事が作業化してしまい、自分の可能性を狭めてしまっていたのではないでしょうか?
その結果、自分のキャリアに対する不安が強まり、未来がかすんで見えるようになっていたと思います。
それは、あなた自身の能力ではなく、仕事を“与えられるもの”と捉えていたからです。
ですので今日お伝えしたいのは、「仕事は待つものではなく、創り出すものだ」という視点です。
これは誰にでも実践できますし、今の立場や環境を問わず、あなたが自分のキャリアを取り戻すための最も効果的な方法です。
自分の仕事を“創れる人”が評価される時代へ
会社の仕事は、上司が与えてくれるものだと感じてしまうことがあります。
しかし逆に言うと、その考え方のままでは、どれだけ経験を積んでも主体性が育たず、想像的な仕事にはなりえないのです。
あなたはこれまで、与えられた業務の枠を守ることを最優先にしていませんでしたか?
もし心当たりがあるなら、そこで一度立ち止まってください。
あなたが本当に身につけるべきは「仕事をこなす力」ではなく「仕事を創る力」です。
その結果、周囲の信頼が増し、より重要な案件が自然と集まるようになります。
これは決して精神論ではあません。
会社という組織は、創造力を持ち、主体的に動く人にこそチャンスを与えたいと常に考えているためです。
“会社をしゃぶりつくす”という発想の本質
刺激的な言葉ではあるものの、この本質はとても健全です。会社が提供してくれる資源。
人、情報、経験、顧客、ブランド、そのすべてを徹底的に活用して、自分の成長に変えていくという姿勢を意味します。
それは今の立場でもっともっとできることはないかと考えることです。
仕事を待つのでなく、自分から掘り出し、形にしていく。おわかりでしょうか?
主体的に仕事を取りに行く姿勢が、創造的なアウトプットを生み出すのです。
たとえば営業であれば、ただ商談件数を追うだけではなく、「この顧客が本当に求めているものは何か?」を深掘りしたり、
「この資料のどこが価値なのか?」を自分の言葉で説明できるようにすることが重要です。
資料を渡して「読めばわかります」はプロの仕事ではありません。
映画を紹介するときに「見ればわかる」とだけ言われても、魅力は伝わりません。
あなた自身が感じ取った良さを言語化して初めて、相手は興味を持つのです。
“創造的なセールス”は説明の質で決まる
良い商品や資料があったとしても、そのどこが良いのかを語れなければ相手は動きません。
あなたは「この資料は目を通していただければわかります」と言ってしまったことはないでしょうか?
その結果、顧客に刺さらず、商談が浅いまま終わってしまったと思います。
それは顧客に“着眼点”を渡していなかったからです。
プロの営業とは、価値を翻訳し、相手が理解できる形にまで落とし込む役割を担っています。
ですので説明の質を磨くことが、あなたの営業成績を根本から変えるのです。
例え努力しても成果が出ないことはあります。
しかし、そのために自己否定する必要はありません。
やるべきなのは「努力の方向を変えること」です。
今の立場でできることは無限にある
あなたは「今の仕事では限界がある」と感じていたのではないでしょうか?
しかし、それは幻想です。
どんな立場でも、主体的に動けばやれることは無限に広がっていきます。
顧客の声を深く聞く。データを分析する。
上司の説明を研究する。社内の情報を整理し、わかりやすい形で共有する。
これらは全て“想像的な仕事”の始まりです。
逆に、受け身の姿勢のままでは創造性は育ちません。
仕事を待つ人と、仕事を創る人。この二つの差が、あなたの未来を大きく分けます。
主体的キャリアこそ最強の成長戦略
最後に伝えたいのは、仕事を創る姿勢はキャリアの不安さえ消していくということです。
主体的に動く人は、どの環境でも価値を生み出せます。
つまり環境に依存しない“再現性”を持つのです。
これはあなたがこれから長く働くうえで、最も大きな武器になります。
あなたが今日から「会社をしゃぶりつくす」意識を持ち、会社を自分の成長装置として使い倒すことで、キャリアは確実に好転します。
創造的な仕事は、あなたの中から生まれます。
環境待ちではなく、自分から切り拓くものなのです。
あなたはその力をすでに持っています。あとは、使うだけです。





