仕事をシミュレーションゲームとして捉えると結果が変わる理由

こんにちは。
毛利まさるです。

ゲームに夢中だった頃の感覚を思い出してみてください

突然ですけど、私はゲームが大好きだったころ、一番好きなジャンルはシミュレーションゲームでした。

戦略的に資源をどう配置するか、強いユニットをどこに置くか。
一手先、二手先を考えながら、全体を組み立てていく感覚がとにかく楽しかったのです。

ここで過去形になっているのは、今はゲームに没頭することがあまりなくなったからです。
なぜそうなってしまったのかというと、仕事がその状態になったからです。

あなたは、目の前の業務に追われ続け、考える余裕を失っていたのではないでしょうか?

その結果、毎日忙しいのに、手応えだけが残らなかったと思います。
それは、仕事が「アクションゲーム」になってしまっているからです。

アクションゲーム化した仕事の落とし穴

パズルゲームやアクションゲームは、その場での反射的な操作が求められます。
仕事でも、メール対応、急な依頼、上司からの指示、顧客からの要望。
これらに即座に反応すること自体は悪くありません。

しかし、それだけになってしまうと、仕事は常に消耗戦になります。
考える前に動き、動いた後に疲れだけが残る。

逆に言うと、反応だけで仕事をしている限り、成果が安定する状態にはなりえないのです。

シミュレーションゲームとして仕事を見る

一方で、シミュレーションゲームは違います。
一つ一つの選択を積み重ね、その結果どうなるかを予測しながら進めていきます。

短期の勝ち負けではなく、全体最適を目指す思考です。
仕事も、本来はこちら側に近いはずです。

今日どの顧客にどんな時間配分をするか。
今月どの行動に力を入れ、どこをあえて捨てるか。

それは「気合」ではなく「設計」の問題です。
ですので、行動量を増やせば解決する話ではないのです。

仕事をゲームに置き換えてみる

ですから、もしあなたがゲームをプレイしているならば、シミュレーションゲームを一度、意識的に触ってみてください。

そして仕事中に、こう問いかけてみるのです。
「これは、あのゲームでいうところのどの局面だろうか?」
「今リソースを使うべき場面なのか?」
「ここで無理をしても、後半が詰むだけではないか?」

この視点を持つだけで、目の前の業務は少しずつ違って見えてきます。

忙しさは変わらなくても、意味が生まれるためです。
行動しても成果が出ないと感じるときほど、行動を増やす前に、設計を見直す必要があります。

ゲームは思考の訓練である

ゲームを仕事に活かすと言うと、現実逃避のように聞こえるかもしれません。

しかし実際は逆です。

構造を理解し、全体を見渡し、選択の重みを考える。
これは、極めて現実的な思考訓練です。

ですので、ゲームをしても無駄になるのではなく、「どういう視点でやるか」が重要なのです。

そしてその視点は、確実に仕事へと持ち込めます。
あなたの仕事は、クリア不能なゲームではありません。

ルールを理解し、配置を変えれば、流れは必ず変わります。