なぜ論理的な思考力が必要なのか?

こんにちは。
毛利まさるです。

あなたは仕事の中で、
「なんとなくこうすればうまくいく気がする」と、
直感に頼って行動した経験はありませんか?

その結果、うまくいくこともありますが、
後になって「どうしてその方法を選んだのか?」と
問われたときに、説明に困ったこともあるかもしれません。

それは、思考が直感的であったため、他者に伝えるための
「論理的な道筋」が不足していたからです。

論理的な思考力が必要な理由は二つあります。

一つ目は、直感を言語化し、
具体的な解決策を見出すために非常に重要です。

二つ目は、周囲に自分の考えを理解してもらいやすくするためにも、
論理的な思考力は欠かせないものなのです。

仕事では、直感が役立つ場面も少なくありません。
経験からくる直感は、ときに的確な判断をもたらします。
しかし、直感だけに頼ると、自分の考えが曖昧になり、
周囲との共感や理解が得にくいことがあります。

例えば、新しいプロジェクトの進行方法について、
「こうした方がいい気がする」と直感的に判断した場合、
その方法をチームに共有し、納得してもらうのは難しいです。

それは、直感だけでは相手に「理由」を示せないからです。

ですので、論理的な思考力を養い、直感的な考えにも
道筋を立てて説明できるようにすることが大切なのです。


論理的に思考することで、相手が理解しやすくなり、
合意形成がスムーズに進むようになります。

では、どうすれば論理的な思考力を鍛えることができるのでしょうか?
論理的な思考を身につけるためには、以下のステップが効果的です。

  1. 情報を整理する
    まずは情報を分解し、整理することから始めましょう。
    問題の全体像を見渡し、どこにポイントがあるのかを見極めます。
    それにより、解決策を見出すための基盤が固まります。

    「なぜ?」を繰り返し問う
    問題が発生した際、「なぜこの問題が発生したのか?」を
    繰り返し問うことで、根本原因に迫ります。
    原因が明確になることで、解決策がより具体的になるのです。

    ステップを踏んで考える
    論理的な思考はステップを踏むことが基本です。
    直感的に浮かんだアイデアでも、
    具体的な手順に分解しながら進めることで、
    自分の考えを明確にすることができます。

これらのステップを実践することで、論理的な思考力が身につき、
仕事での問題解決能力が向上するでしょう。

論理的な思考は、日々の業務を効率的に進めるための大切な仕事術です。
問題解決能力やコミュニケーション能力の向上を目指し、
ぜひ論理的な思考力を磨いてみてください。