こんにちは。
毛利まさるです。
あなたは、誰かから罵倒されたことはありませんか?
その時、心が傷つき、悔しさや怒りで
頭がいっぱいになった経験があるかもしれません。
罵倒されると、まるで自分が全否定されたような気持ちになり
自己否定の感情が湧いてきたことがあったのではないでしょうか。
その結果、次の行動を起こすのが難しくなり
自信を失ったり、自己嫌悪に陥ったりしたことがあるかもしれません。
それは、罵倒という言葉の攻撃が
私たちの心に大きな負担をかけるからです。
しかし、実は罵倒には冷静に考えるべき要素があり
その一部だけに注目すれば有益な学びに変えることができるのです。
罵倒には大きく分けて3つの要素が含まれています。
それは、「感情」、「立場の正当化」
そして「指摘」です。
まず、「感情」は、罵倒する側が感じている
怒りや不満といった強い感情です。
相手が感情的になると、冷静な言葉ではなく
攻撃的な表現が使われることが多くなります。
この部分は、あくまで相手の主観的な感情であり
あなた自身がそれに振り回される必要はありません。
次に「立場の正当化」です。
罵倒する側は、自分の意見や行動を正当化しようとするために
相手を強く否定することがあります。
これもまた、相手の主観に基づくものであり
必ずしも事実ではないことが多いのです。
そして最後に「指摘」です。
罵倒の中には、時に冷静に受け止めるべき指摘が
含まれていることがあります。
この「指摘」は、あなたが今後改善すべき点を
教えてくれている場合があるのです。
罵倒の中に隠れたこの指摘部分こそ
あなたが注意して受け取るべきものです。
罵倒をそのまま受け入れるのではなく
感情や立場の正当化といった部分を
「脳内変換」して捨て、指摘の部分だけを受け取ることが
あなたのレジリエンスを高める方法の一つです。
罵倒を受けること自体はストレスですが
そのストレスをただ感じるのではなく
建設的に変換することで、自分を成長させる機会に変えることができます。
ぜひおためしください。