
こんにちは。
毛利まさるです。
仕事に本気になれないと悩んだことはありませんか?
「どうしても仕事に気持ちが入らない」
「頑張らなきゃとは思っているのに、心が動かない」
そんなモヤモヤした感覚に襲われた経験、ありませんか?
本気で向き合いたい。だけど、どこか冷めている自分がいる。
周囲は頑張っているように見えるのに、自分だけが心ここにあらず。
もしそんな感覚を持っているのなら、
それはあなたがまだ“我武者羅”という感覚を体感したことがないだけかもしれません。
我武者羅とは「やらされる」ではなく「自ら飛び込む」こと
「我武者羅(がむしゃら)」という言葉は、どこか根性論のように聞こえるかもしれません。
しかし、ここで言いたいのは精神論ではありません。
我武者羅とは、自分の意思でひたむきに向かう力のことです。
それは「やらされること」とはまったく違います。
たとえば休日、あなたが夢中になってやっていることはありませんか?
ゲームでも、映画でも、旅行でも、読書でも、何でもいい。
「気づいたら何時間も没頭していた」
「知らず知らずのうちに改善や工夫をしていた」
このような体験が、まさに我武者羅の入り口です。
ひと月間、好きなことに全力で向き合ってみよう
もし今の仕事に真剣になれないなら、まずはあなたの“好き”に全力で向き合う一ヶ月間をつくってみてください。
「え、そんなことでいいの?」と思うかもしれませんが、これは非常に意味のある訓練です。
ただし、やると決めたら本気です。
中途半端では意味がありません。
「これだけは負けない」というレベルを目指してみてください。
夢中になってみると、こんな感覚が生まれます。
・工夫して、もっと上手くやるには?
・自分はどこにこだわりがある?
・次回に活かすにはどう改善すればいい?
こういった問いが自然に湧いてきます。
そしてそのたびに、あなたの中で“考える力”と“深める力”が育っていくのです。
趣味の経験は、そのまま仕事にスライドできる
「遊びと仕事は別物」と思う人もいるかもしれません。
しかし、物事に真剣に向き合うという姿勢は共通しています。
むしろ、好きなことだからこそ気づく工夫、改善、試行錯誤の習慣こそが、仕事術として活かされるのです。
それに一度、“本気でやりきった経験”がある人は、物事に取り組むときの深さが違うんです。
表面的な努力ではなく、本質的な工夫や変化を自分で見つけられるようになる。
そして、それが仕事でも自然と発揮されるようになります。
「努力することを努力せずにやってみる」感覚
重要なのは、「やらなきゃいけない」ではなく「やってみたいからやる」という感覚です。
この感覚を手に入れれば、仕事でも「やらされる感」がぐっと減ります。
代わりに、「自分の意思で動いている」という感覚が芽生え、
ストレスは減って、パフォーマンスは上がるという好循環に入るのです。