
こんにちは。
毛利まさるです。
映画や漫画、小説などを観ていて「うわ、こんな終わり方ってアリなの?」
と驚いたことはないでしょうか?
登場人物が報われず、希望もなく終わってしまう…
そんなバッドエンド。気分が沈むように思えるこのエンディングですけど
実は心を軽くする力を持っているんです。
というのも、「あぁ、こんな風にはなりたくない」と思えるエンディングに出会ったとき、
私たちは自分の今の生活を肯定するスイッチが入るのです。
「あの人に比べたら、私の方がマシだな」と思えること、
それはある意味で自己肯定感の再確認なんですよね。
バッドエンドが教えてくれる“今のありがたさ”
たとえば、誰かが絶望の中に沈んでいく物語を観て、
「この主人公のようにはなりたくないな」と感じたならば、
それは「今の自分はその状況じゃない」という前提があるからです。
つまり、作品が悲惨であるほど、観ているあなたは「自分はまだ大丈夫だ」と再確認できるのです。
この構造が、レジリエンス──つまり心の回復力につながっているんです。
よく「他人と比べるな」と言われますが、
「過去の自分」や「最悪のシナリオのキャラクター」と比べて、
今の自分を知ることは立派な内省の時間になります。
“最悪”を想像できる人間は、“最善”に強くなれる
バッドエンドをただの暗い話として片づけてしまうのは、少しもったいない。
「こんな悲惨な結末を迎える人もいるんだ」という視点を持てることで、
現実の困難に対する心の準備ができるのです。
そして一歩引いて、物語の中のキャラクターを通して疑似体験を積んでいくことで、
現実にトラブルが起きても「あのとき観たあの主人公よりはマシだ」と心を立て直せる。
それがレジリエンスの源になります。
どんなにポジティブな言葉を並べても、現実がきついときってありますよね?
そんなときは、あえて「バッドエンド」を観るという選択肢もアリなんです。
悲惨なストーリーと向き合うから、明日がマシに見える
私も、何度か「これは救いがなさすぎる…」という作品に出会ってきました。
正直言って、観ていてつらかったです。
でも、そのあと「今の自分はまだ大丈夫」と思えたことで、不思議と肩の力が抜けたんです。
たとえば、ブラック企業で心身を壊すキャラクターを観たとします。
自分も仕事が辛いなと思っていたタイミングなら、「同じようになりたくない」と強く思うはずです。
その気持ちが行動を変えるきっかけになるかもしれません。
つまり、悲惨なストーリーには現実を照らし出す力があるのです。
そして、それが未来を変えるきっかけになることもあるんですよ。