自分がどう思われているかを気にしすぎる

こんにちは。
毛利まさるです。

誰しも一度は「自分がどう思われているのか」
を気にしたことがあるのではないでしょうか?

友人や同僚、上司、あるいは全くの他人にどう見られているのか。
もしかしたら、これを気にするあまり
本来の実力を発揮できなくなってしまう人も少なくありません。

しかし、実はこれには意外な原因があります。
それは「自信がありすぎる」ことです。

自信を持つことは良いことです。

自分の能力や価値を信じることは、行動力を高め、
前向きな結果を引き寄せるために必要不可欠なものです。

しかし、その自信がプレッシャーに転じたとき
物事はうまくいかなくなります。

「失敗したらどうしよう」
「笑われたらどうしよう」
という不安が強くなり、本来の自分を押し殺してしまうのです。

その結果、力が出せず、悔しい思いをするという悪循環に陥ってしまいます。

ここで、ひとつの残酷な真実をお伝えします。

それは、あなたが思っているほど
他人はあなたのことに興味を持っていない、ということです。

これを聞いて、少し驚かれるかもしれません。
しかし、冷静に考えてみてください
私たちの興味関心は日々移り変わります。

たとえば、今日見た芸能ニュース。
話題になった出来事や人物のことを
1週間後も鮮明に覚えているでしょうか?

人の関心は、その時々の状況や話題性に大きく左右されます。

そして、そのサイクルは非常に速いのです。
同じように、他人があなたに対して抱いている印象や感想も
一瞬の出来事であることがほとんどです。

この事実を知ることで、プレッシャーは大きく軽減されるでしょう。
「他人は私のことをそれほど気にしていない」と思えれば
必要以上に自分を縛ることなく行動できるようになります。

これはレジリエンス、つまり困難に柔軟に対応する力を育てる第一歩です。

「どう思われているか」を気にする人は
自分自身に対して過剰な期待を持っていることが多いです。

「完璧でなければいけない」「失敗は許されない」
といった思い込みが、心の負担を増やしてしまいます。

しかし、それは現実的ではありませんし、必要もありません。

まずは、「完璧を目指す必要はない」ということを受け入れましょう。

失敗することも、間違えることも、すべて人生の一部です。

むしろ、その失敗をどう受け止め、次に生かすかが重要です。

そして、自分を過剰に責めるのではなく
他人の視点から離れて自分自身に
フォーカスすることを意識してみてください。

レジリエンスを育てることで
失敗や批判をポジティブに受け止める力が身につきます。

そして、自分のペースで前進し、自分自身の目標に向かって
進むことができるようになります。

他人の目を気にするのではなく、自分自身の価値を信じて
力強く歩んでいきましょう。