こんにちは。
毛利まさるです。
気持ちの切り替えがうまくいかず
時間を無駄にしてしまった経験はありませんか?
たとえば、テレビを観終わった後や
スマートフォンで面白い動画を見た後
あるいは仕事や勉強で失敗し、落ち込んだ後など
気分が切り替わらないまま
次の行動に移るのが難しいと感じることがあるでしょう。
このような状態が続くと、必要な作業に集中できず
結果として効率も下がってしまいます。
ここで役立つのが「スイッチをつくる」という方法です。
特に、レジリエンス(心の回復力)を高めるためには
このスイッチをうまく活用することが効果的です。
人間は心の状態を完全にリセットするのが得意ではありません。
そこで、簡単かつ確実に気持ちを
切り替えるための物理的なスイッチを設定することをおすすめします。
スイッチは、言葉どおり「切り替え」を助けるものです。
たとえば、私の場合はルービックキューブを揃える
握力を鍛えるグリッパーを握るといったものです。
他には特定の場所に座るなど
手軽に行える動作をルーティンにすることで
気持ちの切り替えがスムーズになります。
このように身体を使った小さな動きは
脳に「これから何かを始める準備をしよう」
という信号を送る役割を果たします。
さらにスイッチの動作を繰り返すことで
「これをしたら集中できる」という条件反射を作り出せます。
この反射ができると、スイッチを使うだけで
次の行動が自動的に始められるようになります。
スイッチは人それぞれ異なります。
他人が良いと感じる方法が必ずしも自分に合うわけではありません。
たとえば、音楽を聴くことが効果的な人もいれば
軽い運動が気持ちを切り替える助けになる人もいます。
自分にとって最適なスイッチを見つけるために
さまざまな方法を試し、フィードバックを得ることが大切です。
スイッチをつくることは、単に作業効率を上げるだけでなく
心の健康を守り、困難を乗り越える力を養うプロセスでもあります。
今日からぜひ、あなた自身のスイッチを見つけ
レジリエンスを高める第一歩を踏み出してください。
それができれば、あなたの生活や仕事の質は確実に向上するでしょう。