格闘ゲームが得意な人は仕事もできる?“型”から学ぶ応用力の磨き方

こんにちは。
毛利まさるです。

格闘ゲームが得意な人を見て「なんでそんなに上手いの?」と思った経験はありませんか?

あなたのまわりに、どんな格闘ゲームでもスイスイとこなす人、いませんか?

ストリートファイターでも、鉄拳でも、スマブラでも、初見なのにいきなり強い。
そういう人って、ちょっと不思議ですよね。でも、彼らにはちゃんと理由があります。

実はこの話、ただのゲームの話にとどまらず、立派な仕事術のヒントになっています。
格闘ゲームが得意な人の思考やスキルの本質を理解すると、あなたの仕事も効率よく、そして成長速度も速くなるんです。

「ジャンル理解」と「型」の強さ

格闘ゲームには共通の“ジャンルの型”があります。

たとえば「波動拳」のようなコマンド入力、「投げ抜け」のようなリアクション、「間合い管理」など。
ゲームのタイトルが変わっても、この“型”の概念はほとんど共通しています。

だから、ひとつのゲームでしっかり基本を身につけた人は、違うタイトルの格闘ゲームでも応用が効くのです。

これはまさに、仕事にも言えることです。

一つの分野で通用する「型」を手に入れよ

たとえば、資料作成。どの職種であれ、プレゼン資料やレポートを作る機会はあります。
ここで「構成を先に決めて、要点から書き始める」といった“資料作成の型”がある人は、
新しいテーマや業界でもすぐに形にできるのです。

仕事術とは、こういった「どこでも応用可能な型」をどれだけ持っているか、ということなのです。
格闘ゲームと同じで、一つの型を身につけた人は、新しい仕事でも素早くキャッチアップできます。

型をつくるには「共通項」を見抜け

格闘ゲームでいうと、コマンド入力のパターンや、キャラの距離感が共通項。

仕事で言うなら、「上司の視点」「時間制約」「伝わる表現」などが共通項です。

つまり、個別の案件やプロジェクトに追われるだけでなく、
その中から「どの仕事にも共通する要素」を抜き出す練習をすれば、自分の中に“型”ができます。

そしてその型は、他の部署でも、新しい業務でも、思った以上に強力な武器になります。

型ができると「切り替え力」も上がる

格闘ゲーマーがすごいのは、試合の途中で相手に合わせて戦い方をガラッと変えるところです。

これは、“基本が頭に入ってるから応用できる”という状態。

仕事でも同じです。基本の仕事術が身についていれば、突発的なトラブルがあっても、瞬時に「型」を崩さず対応できます。

言い換えれば、「準備された人だけが、柔軟になれる」のです。

あなたにも“格闘ゲーム力”は宿る

「私はゲームが苦手だから…」と思わなくて大丈夫。
大切なのは、ゲームの上手さじゃなくて、「型を持ち、それを活かして他にも応用できる」という思考回路なんです。

たとえば、電話応対が得意な人は、説明会の司会進行にも強い。
会議のファシリテーションができる人は、交渉の場でも冷静に対応できる。

それがあなたの“格闘ゲーム力”です。