こんにちは。
毛利まさるです。
あなたは、完璧な計画を立てたのに、
実際には思った通りに進まなかった、
という経験はありませんか?
このような場合、
その結果として、計画を修正しなければならず、
焦りやストレスを感じたことがあるかもしれません。
それは、多くの人が「計画は万全であるべき」という
考えに縛られすぎているからです。
そこで今回おススメする方法は
計画に「バッファ」を設定することです。
バッファとは、予定の遅延や
想定外のトラブルに備え、あらかじめ余裕を持たせる時間や
リソースのことを指します。
これを取り入れることで、
計画が思い通りにいかないことに対しても冷静に対処でき、
心の余裕も生まれます。
計画を立てる際、たいていの場合は体力が万全で、
トラブルが発生しないことを前提としてしまいがちです。
しかし、実際には体調が悪くなったり、急な用事が入ったりと、
予想外の出来事がつきものです。
バッファを意識して計画を立てることで
これらの不確定要素に柔軟に対応できるため、
心理的なストレスも減少します。
また、バッファがあることで、計画の進行に支障が出た際にも、
慌てることなく、冷静に対処が可能になります。
仮にトラブルが発生してもバッファにより
「これも計画のうち」と捉えられれば
焦りやイライラを感じることなく
次の行動をスムーズに取れるのです。
バッファを設定するための3つのポイントを紹介します。
1,現実的な想定をする
計画を立てる際には、自分の体力やスケジュールを考慮し、
余裕を持った設定を心がけましょう。
バッファを適切に設定するためには
通常時のペースやリズムを把握しておくことが大切です。
無理のない範囲で、自分が対応できる
余地を確保することで、計画の成功率が格段に向上します。
2,緊急時に対応できる時間の確保
万が一のトラブルに備え、余裕時間を持たせることで、
多少の遅れが出ても、計画を軌道修正しやすくなります。
例えば、仕事の納期やイベントの準備においても
前倒しで進める習慣をつけ
必要なバッファ時間を確保しておくと安心です。
3、バッファを使いすぎない
バッファを設定したからといって
毎回それに頼りすぎるのは逆効果です。
最初から余裕に頼ると、本来の時間感覚が
鈍るため、次第に計画を守れなくなるリスクもあります。
バッファはあくまでも保険と捉え、普段から効率よく進める
意識も持つことが重要です。
「バッファを活用する」とは、ただ余裕を持つだけでなく、
リスクを想定し、計画をより現実的なものにするための考え方です。
これによって、計画そのものが柔軟で持続可能な
ものとなり、実行力が向上します。
バッファを上手に使いこなし、予測不能な出来事に対しても
余裕を持って対応できる自分を目指しましょう。