
こんにちは。
毛利まさるです。
なんとなく不安で、何も手につかないことはありませんか?
仕事や勉強で「漠然とした不安」を感じたことはありませんか?
何が不安なのか、はっきり言葉にはできないのに、なぜか胸の奥がモヤモヤして、焦ってしまう。
やらなきゃとは思うのに、頭が回らなくて時間だけが過ぎていく。
このような状態にあるとき、実は“行動”することが一番の解決策だったりします。
もっと正確に言うなら、「解決策と計画を立てること」が、あなたの中にある不安を小さくしてくれるのです。
不安の正体とは「先が見えないこと」
多くの人は、問題そのものよりも「どうなるかわからない」という状態に強いストレスを感じます。
この「不確実性」こそが、不安の源です。
たとえば、「仕事が終わるかどうかわからない」状態と、「時間はかかるけど終わらせられる」状態。
どちらのほうが気持ちが落ち着くでしょうか?
もちろん後者です。
なぜなら、そこには見通し、つまり“解決の糸口”があるからです。
とにかく粗くてもいいから、計画を立ててみる
不安なときに一番してはいけないのは、「何もしないで悩み続けること」です。
これは、頭の中でぐるぐる同じことを考え続けるだけで、エネルギーを浪費します。
そんなときは、紙でもスマホのメモでもいいので、ざっくりで構わないから計画を立ててみることです。
たとえば、
- 来週のプレゼンが不安 → 今日は資料構成だけ考える
- 明日までに仕上げる報告書がある → 今夜は叩き台だけ書く
このように、「今日はここまでやる」といった小さな行動計画があるだけで、脳は「コントロールできる」と感じ、安心感を得るのです。
小さな一歩があなたのレジリエンスを高める
この「困難な状況でも立ち直る力」、つまりレジリエンスという力は、特別な人だけが持っているものではありません。
ちょっとずつでも不安に向き合い、自分で考えて一歩踏み出すという習慣の積み重ねで、誰でも鍛えることができます。
ポイントは、「完璧な解決策」ではなく、「動き出せるレベルの解決策」でいいということです。
完璧を求めすぎると、いつまでも動けなくなってしまいます。
むしろ、「とりあえずこの方向で行ってみよう」と思えた時点で、あなたはすでにレジリエンスを発揮しているのです。
不安と向き合う姿勢が、あなたの未来をつくる
あなたが今、不安を感じているとしたら、それは成長したい証拠です。
何も感じない人には、不安すら訪れません。
だからこそ、あなたのその不安には「意味」がある。
その意味を見出すためにも、計画を立てて、一歩進む勇気を持ってください。