
こんにちは。
毛利まさるです。
あなたは、不安で頭がいっぱいになり、
何も手につかなくなった経験はありませんか?
考えれば考えるほど不安は膨らみ、
どうすればいいのかわからなくなる。
しかし、そんな時こそ、あるシンプルな方法で
不安を一瞬で消すことができます。
それは「とりあえず身体を動かすこと」です。
不安というのは、頭の中で生まれるものです。
「もし失敗したらどうしよう」
「今のままで大丈夫だろうか」
「自分にはできないのではないか」
こうした思考が堂々巡りをして、
不安がどんどん大きくなっていきます。
しかし、その不安を生み出しているのは、
実は動かない状態です。
じっと考え込んでいる時ほど、
不安は強くなるものなのです。
もし今、不安を感じているならば、
試しに外に出て100メートルを全力でダッシュしてみてください。
あるいは、
部屋の中でスクワットを30回やってみてもいいでしょう。
そうすると、どうなるでしょうか?
息が上がり、心臓がドクドクと脈打ち、体温が上昇する。
その瞬間、不安がスッと消えていることに気づくはずです。
これは脳科学的にも説明がつきます。
不安を感じる時、脳の扁桃体という部分が活性化しています。
しかし、身体を動かすことで交感神経が優位になり、
運動によってセロトニンやノルアドレナリンなど
の神経伝達物質が分泌されます。
これにより、前頭前野の活動が活発になり、
扁桃体の過剰な働きを抑える効果が生まれます。
その結果、不安が軽減され、気持ちが落ち着くのです。
不安を感じたら身体を動かす。
これを繰り返していると、不安に対する耐性、
つまりレジリエンスが鍛えられていきます。
レジリエンスとは、困難やストレスに直面したときに
それを乗り越える力のことです。
もし今、何かに対して不安を感じているならば、
まずは試してみてください。
不安に悩むのではなく、不安を吹き飛ばすために
まずは身体を動かす。
それが、不安を一瞬で消し、
レジリエンスを高める最良の方法なのです。