
こんにちは。
毛利まさるです。
「今日は何ができるようになった?」それがあなたを支える力になる
なんだか毎日が同じことの繰り返しに感じていませんか?
朝起きて、出社して、仕事をして、帰宅して、寝る。
成長なんてしてる気がしない。
子供の頃はもっと、目に見えて「できるようになったこと」があったはずなのに。
そう感じているあなた。
実は、レジリエンス(回復力)を高めるうえで、ある考え方を見直すと見違えるほど心が軽くなります。
それは、「一歩進めたことを、ちゃんと喜ぶ」ということです。
子どもの頃はできていた“前進の喜び”
思い出してみてください。
小学生の頃、初めて逆上がりができたときのこと。九九を全部言えたときのこと。
あの時の「やった!」「できた!」という達成感。あれこそが、成長の手応えですよね。
しかし大人になると、いつの間にか「できるようになったこと」に無関心になってしまいます。
なぜでしょうか?
それは、大人は「できて当たり前」の世界に生きているからです。
しかし、あなたが今日ひとつでも何かを乗り越えたなら
それは子供の頃に補助輪なしで自転車に乗れたあの日と、何も変わらない“前進”なのです。
ミスも改善も、全部「成長」です
たとえば、昨日うまく話せなかったお客さんに、今日はちょっとだけ距離を縮められた。
前にミスした資料で、今日はちゃんと見直して提出できた。
それ、すごいことじゃないですよね。
小さな変化に気づけないと、毎日はただ過ぎていくように思えてしまいます。
しかし、小さな変化こそがあなたの成長の証です。
レジリエンスとは、大きな困難に負けない精神力のことだと思われがちですけど、
実は「小さな喜びを拾えるかどうか」がその基盤なのです。
成長は“積み重ね”からできている
「人生は、毎日の一瞬一瞬の積み重ねでできている」
そして、その一瞬一瞬の中で「今日できたこと」を見つけることが、自分を前に進ませるための燃料になるのです。
日々の中で、つい「足りないもの」「できていないこと」に目がいきがちです。
しかし、それは本当にもったいないです。
たとえ1ミリでも進んでいたら、それは前進です。
あなたがその1ミリを認識して「今日、ちょっと良かったな」と思えたら、レジリエンスはしっかりあなたの中に育っています。
どうすれば“前進”に気づけるのか?
それは、とてもシンプルです。
一日を終える前に、今日できたことを一つ書き出してみる。
難しく考える必要はありません。
「上司に言いたいことを言えた」でも良いし、「朝、きちんと起きて出社できた」でもいい。
もっと言えば「今日も無事に生きてた!」でも充分です。
そうやって、小さな“できた”を積み重ねていけば、
「今日もなんとなく過ごした」ではなく、
「今日も一歩進んだ」と言える自分になります。
自分を前に進める言葉たち
ここで、あなたの毎日を支えてくれる言葉をいくつか残しておきます。
「昨日よりも、少しでも笑えたなら、それは進歩である」。
「ほんの一歩でも、昨日の自分を超えたなら、それは誇るべきことだ」。
「誰かに認められなくても、自分が自分を褒めてあげられるなら、それで充分だ」。
あなたにも届けば嬉しいです。
今日のあなたに、そして明日のあなたへ
さぁ、今夜寝る前に聞かせてください。
「今日、自分は何ができるようになっただろう?」
それをひとつでも見つけられたなら、あなたは今日も確実に前に進んでいます。
人生は、何歩進んだかではなく、“進もう”としたかどうかが大切なんです。