こんにちは。
毛利まさるです。
勉強すればするほどわからなくなることはないですか?
私は世の中のノウハウ本には二種類あると考えております。
一つはシンプルなことを複雑にしている本。
もう一つは複雑なことをシンプルにしている本。
この二種類のうち一般的にウケが良いのは
前者のシンプルなことを複雑にしている本です。
たとえば
門外不出の〇〇テクニック
行動心理学を使った〇〇
人の購買心理による〇〇
こういったキャッチーな言葉の羅列はみていて
楽しくなりますよね。
そして、知らない言葉を知ることで
なんだか賢くなったと錯覚します。
たとえばフットインザドアテクニックという技があります。
なんだか凄そうですよね。
奇跡的なことが起こりそうですよね。
しかし、その実態は小さなお願いをきいてもらうと
もっと大きなお願いをきいてもらいやすくなる。
たったそれだけです。
正直な話、このことはあなたも今まで生きてきた感覚で
なんとなくわかりますよね。
それに結構な名前がついているだけです。
他にもセールスのノウハウで
プロービングというものがあります。
なんだか魔法のテクニックのように感じますよね。
ところがどっこい
プロービングとは相手の潜在的なニーズを引き出すことです。
私はこれを知ったとき椅子から崩れ落ちそうになりました。
わざわざわかりにくい言葉を使う必要は全くありません。
だったらニーズの把握で十分です。
プロービングという良くわからない言葉で
凄そうなイメージを与えているだけなのです。
このように星の数ほどあるセールスのノウハウ本の中には
シンプルなことをわざと難しくしているものがあるのです。
このような本を読んでも満たされるのはあなたの知識欲だけです。
今すぐ破り捨ててもあなたの人生は損をしません。
本当にセールススキルを向上させたいのならば
このような本にお金と時間を使わないでください。
はっきり言ってムダです。
セールスにおいて大切なことは本質です。
本質を学び、本質を使いこなす。
これこそがセールススキルを向上させる王道であり本質なのです。