落ち込んだ時の対応

こんにちは。
毛利まさるです。

「酒はその人の本心が出る」と言われています。
普段はとてもやさしい人が
お酒を飲むと暴言を吐いてしまうことがあります。

あなたはこれまで、職場の同僚や上司が酒の席で
豹変する姿を見たことがあるのではないでしょうか?

その結果、その人への評価が一変し
普段のやさしい姿が評価されにくくなることもあったと思います。

それは、お酒が感情の制御を外し
普段抑えている本心が表に出やすくなるからです。

ですので、普段とは違った状況での対応が
実はその人の本質だとあなたも思いますよね。

実は、お酒を飲んだ時と同じように
人の本質と思われてしまう場面があります。

それは落ち込んだ時の対応です。

あなたは失敗したり、気分が落ち込んだ時に
つい感情的になってしまったことはありませんか?

その結果、周囲からの信頼を失ったり
逆にプレッシャーが増すこともあったと思います。

それは、感情に任せて反応してしまったからです。
ですので、悲しみや失敗の時にこそ冷静に対処することが
あなたの評価を大きく左右するのです。

例えば、誰かが失敗して落ち込んでいるときに
あなたが慰めの言葉をかけたとします。

その時に
「ほっといてくれ」と返されるのと

「心配させてしまって申し訳ございません。
お気遣いありがとうございます」
と返されるのでは、どちらが好印象でしょうか?

後者のように応える人は
自分の感情を制御することができ
他人への感謝を忘れない人です。

ここで勘違いしていただきたいのは
普通は前者の対応です。

声をかけたあなたは
「落ち込んでいるからそんな余裕はないよな」
と冷静に考えてください。

そのことを踏まえて
このたった一言で印象が随分と異なるのです。

落ち込んだ時でも周りの人へ気遣いができる。

このような印象を受けるのです。

わかりますか?

落ち込んだ時の対応こそ
周囲からの評価を大きく左右するのです。

感情的にならず冷静さを保ち感謝の気持ちを伝えることで
信頼関係を築くことができます。

ぜひおためしください。