湖上の白鳥を目指す。セールスメンタルを強くする“涼しい顔”の魔法

こんにちは。
毛利まさるです。

「頑張ってるんです!」って言いたくなる、そんな時ありませんか?

毎日遅くまで働いて、休日も仕事のことが頭から離れない。

それなのに周囲から「余裕そうだね」なんて言われると、「いやいや、私だって大変なんだよ」と言いたくなりませんか?

わかります、その気持ち。
私もかつては「もっと評価されたい」「頑張ってる自分を認めてほしい」と、言葉や態度でアピールしていました。

しかし、ある時ふと思ったんです。
そのアピール、本当に得してるのか?と。

アピールしすぎると「余裕がない人」に見える

大切なのは、「結果を出しつつも余裕を感じさせること」です。

頑張っていることを全面に出しすぎると、「この人、いっぱいいっぱいだな」と思われてしまいます。

実は、人は“余裕がある人”に魅力を感じるのです。

たとえば、いつも静かに笑っている上司が、どんな忙しい時もパニックにならず、淡々と仕事をこなしている。

あなたもそんな人に、「この人、すごいな」って感じたことはありませんか?

つまり、「大変そうに見えない」のは、実は最大の強みなのです。

白鳥のように、美しく、しかし必死に

あなたは湖上の白鳥を見たことがありますか?

水面ではすーっと優雅に泳いでいるように見えても、水面下では脚を必死に動かしています。

これは、まさに理想のビジネスパーソンの姿です。

余裕のある雰囲気の裏に、誰にも見えない努力と戦いがある。

その姿は見る者に信頼感と尊敬を与えます。

そしてそれこそが、あなたのメンタルを強く、美しくするのです。

評価されたいなら、評価される「空気」をつくろう

もちろん、誰だって評価されたいし、頑張りをわかってほしいものです。

しかし、「わかってほしい」と口にした瞬間、その魔法は解けます。

人は、見えない努力にこそ価値を感じるからです。

大切なのは、「努力してます!」ではなく、「あの人は、何か違う」という“空気”をまとうこと。

その空気をつくるのが、「白鳥のような在り方」なのです。

それでも伝えるべき時は、静かに、丁寧に

とはいえ、伝えるべきことは伝えなければいけない場面もあります。

そんな時は、声を張り上げるのではなく、静かに、淡々と、自分の歩んできた過程を語りましょう。

「この1週間、社外との調整が続いていて少しだけ時間がタイトでした。
もう少し余裕を持って動けるように準備を進めておきます」

こんなふうに伝えれば、過剰な自己主張にはならず、それでいて周囲に配慮してもらえる。

そして、だからこそ価値があるのです。

あなたの努力は、ちゃんと誰かが見ている

見せなくても、語らなくても、あなたの姿勢や成果は必ず誰かの目に留まります。

「湖上の白鳥」になることで、あなたのセールスメンタルはより強く、美しくなります。

ぜひ、涼しい顔の裏にある本気を、大切にしてください。