こんにちは。
毛利まさるです。
セールスのスキルがなかなか向上しないと
色々なものを試してみたくなります。
試すこと自体はとても素晴らしいことです。
どんどんとチャレンジしてください。
しかし、中にはそれって本当に役立つのかな？
というのも存在します。
その一つにラポールを築きましょう。
というものです。
お客さんと同じ行動を取ることで
この人とは気が合うかもと思ってもらいやすくなります。
たとえば相手がコップに手を差し伸べたら
あなたも同様にコップに手を差し伸べるのです。
こうした何気ない動作が一緒になることで
相手はあなたに気が合うと錯覚するのです。
といったような解説がされています。
一見すると凄く使えそうなテクニックですよね。
実際にやってみてください。
セールスではほとんど使えません。
やらないよりはマシといった程度です。
こんな小手先のテクニックが通じるならば
世の中のセールスが困ることはありません。
そんなことよりもトークを磨いた方が
何倍もあなたの契約率は向上します。
このようにセールスの本の中には心理学を銘打って
あまり役に立たない小手先のテクニックを紹介しているものもあります。
冒頭でお伝えしたように試すこと自体は素晴らしいことです。
しかし、その前に基本を押さえてください。
お客さんと信頼関係を築くための基本は、
相手の話をしっかり聞き、
相手の立場に立って考える共感力が必要不可欠です。
相手の話には敬意を払い、
相手の感情や意向を汲み取る努力をしてください。
小手先のテクニックよりもまずはこの基本を大事にしてください。
