わかったつもりは損をする

こんにちは。
毛利まさるです。

勉強熱心な人ほどおちいってしまいがちな罠があります。

それは「わかったつもり」になることです。

学生の頃は暗記をすれば良かったことでも
社会人になるとそうはいきません。

たとえばこのような問題があったとします。

問題:3Cについて答えよ。

その答えはCompany(自社)、Customer(市場・顧客)
Competitor(競合)です。

学校のテストであればこれで十分です。
しかし、暗記をしただけで
このフレームワークを使いこなすことはムリな話です。

では、深掘りをしてみましょう。

3Cというとなんだか3つに分ける気がしますよね。
しかし、大きく分けると2つです。
内部はCompany(自社)
外部はCustomer(市場・顧客)、Competitor(競合)です。

さらに掘り下げると市場・顧客が何を求めていて
競合は何を提供しているのか。
それに対して自社はどういった点が他社に勝って提供できるのか。

このように考えていくことが大切です。
つまり、このようなフレームワークは
あなたの思考のプロセスを整理するために使うのです。

暗記試験のためだったり
物知りと思ってもらうために記憶するわけではないのです。

単に暗記をするだけと言葉としては覚えているので
知っているつもりになってしまいます。

しかし、仕事において知っていることは何も利益を生み出しません。
そのフレームワークは当然ながら使いこなしています。
と言えるくらいになる必要があるのです。

「知っているつもり」では損をします。
ぜひ使いこなすまでのレベルになってください。