見えていない世界

こんにちは。
毛利まさるです。

あなたに見えていない世界があります。
という言葉についてどのように感じますか?

いやいやいきなり心霊世界の話ですか?
それともスピリチュアルの世界の話ですか?

と思うかもしれません。

今回は私がお伝えすることは
そのような話ではありません。
しかしながら、見えない世界は存在します。

たとえば、足し算を覚えたての小学生には

サイコロを振って1が出る確率は?
といった確率論の話はわかりません。

たとえば二つのサイコロを使ったゲームがあったとします。

ゲーム内容は二つのサイコロの出目を
足し算した数を当てましょうといったものです。

二つのサイコロの出目の足し算ですから
その数字は2から12になります。

勝負する人は好きな数字を選ぶことができます。

あなたはどの数字を選びますか?

当然ながら7を選びます。
なぜなら2や12は出る確率が1/36に対して
7が出る確率は1/6です。
その差は6倍です。

確率がわかれば勝てるのです。
逆に確率がわからないと勝てません。

これが見えている世界と見えていない世界です。

大切なことはここからです。

あなたの会社の上司や先輩がセールスについて
「なんでこういったことをやらないのか!」
と指導することがあります。

「うるさいなぁ~」
とあなたは感じるかもしれません。

しかし、そのアドバイスには
実はあなたが見えていない世界があるかもしれないのです。

上司や先輩たちは既に経験しており
その経験から見える世界を伝えている可能性があるのです。

もちろん、その世界は間違っているかもしれません。
サイコロのゲームの話で言うと
「2や12は勝てないから選ぶな!
 5が勝てるから5を選んだ方が絶対に良い!」
とアドバイスされても一部は間違っています。

しかし、2や12は勝てないことは当たっています。

このように経験から見える世界を
あなたの上司や先輩は経験している可能性があります。

あなたが見えていない世界があることを認識して
助言を活かしてみてください。