失敗を振り返るときのコツ

こんにちは。
毛利まさるです。

セールスでうまくいかなかった時に
あなたはどのように振り返りますか?

セールスをしていると失敗は常に起こりうることです。
ですから、失敗の経験をどのように次に繋げるかが重要となります。

たとえばあなたが後輩に相談を受けたとします。

「今回のお客さんは上手くいきませんでした。
 どうすれば良かったでしょうか?」

この相談であなたはどのようにアドバイスをしますか?

この言葉だけだと、単純にうまくいかなかったという結果のみです。

お客さんはどういった人だったのか?
うまくいかなかった理由はどう考えているのか?
お客さんの表情が変わったのはどんな時か?

こういった上手くいかなかったまでに至る
情報が全くありません。

ですから、もしこのような情報がない状態で
声をかけるとしたら

「そっか、それは残念だったな。
 また次、頑張って!」

ぐらいでしょう。
アドバイスのしようがないのです。

これはあなた自身にも当てはまります。

単にうまくいった、
うまくいかなかった。

これだけでは振り返りのしようがありません。
運任せのくじ引きと一緒です。

ですから、振り返るときには
具体的に詳しく、こと細かく
その場面が思い出せるくらいまで
思い出す必要があるのです。

そしてその場面を思い出した後で
あの時はどうすれば良かったのか?
をまるで人にアドバイスをするように考えるのです。

言葉を明確に、そして人にアドバイスをするように
これが振り返りをする時のコツです。
ぜひおためしください。