“なぜダメだったか”だけで終わらせないセールスに効く反省力とネクストアクションの技術

こんにちは。
毛利まさるです。

「これはダメだった」では終わらせないセールスマインドが鍛えられる“次の一手”の視点

気づいたら、また同じ失敗をしていた。

「これはダメだった」とは思う。だけど、次にどうすればいいかは、なんとなくしか見えていない。

そんなふうに自分を責めていないでしょうか。

その気持ち、よくわかります。

けれど、大切なのは「反省」よりも「設計」なんです。

「なぜダメだったのか」そして「どうすればよかったのか」

このセットで考えていかないと、営業の現場ではいつまでも“くじ引き”になってしまう。

つまり、再現性が生まれないのです

「できなかった」で止まると“運頼み”になる

これはセールスだけじゃなくて、プレゼンや人間関係でもよくある話です。

「今日はうまく話せなかった」「緊張して言葉が出てこなかった」

こうした振り返り、もちろん大切です。

しかし、それだけで終わってしまうと、次は「うまくいくといいな」と祈るしかなくなる。

つまり、行き当たりばったりになってしまうんですよね。

反対に、「だから、次はこうする」とまで考えると、それが“準備”になる。

準備ができると、不思議と気持ちにも余裕が出てくる。

これはセールスマインドを強くする最大のポイントかもしれません。

トップセールスは「くじ」ではなく「設計図」で勝負している

ある尊敬するトップセールスの方が言っていたんです。

「自分は外れのくじを引くことがほとんどない。というより、そもそも“くじ引き”をしていない」と。

その人は、失敗した時に「やらなかったこと」「できたはずのこと」を紙に書き出していました。

「なぜあのとき、事例を出さなかったのか?」「価格の話を先にしなければ、流れは変わったかも」

こんな具合に、トークを細かく分析して、“次に活かせる設計”を作っているんです

「感情」ではなく「行動」で次を変えていく

「悔しい」と思うことは悪くない。

むしろ感情が動くほど、何かをつかめる可能性がある。
しかし、感情だけに引っ張られると、行動の変化が伴わない

それではもったいないですよね。

だからこそ、「なぜダメだったのか?」という分析をしたら、

「じゃあ、次はどう言えば伝わる?」「どんな順番で説明すれば納得感が出る?」と行動にまで落とし込むことが鍵なのです。