
こんにちは。
毛利まさるです。
商談中にすごく盛り上がっていたのに、後日突然“やっぱりやめます”と断られてしまい、
「え?なんで?」と心臓がキュッとなる。
そんな経験、ひとりやふたりではないはずです。
なぜ「本当に自分に原因がないのか?」を考えるのか
「この人は真剣に考えてくれてない」――そんな印象を与えてしまったかもしれない。
「手続きを後回しにされた」といった小さなことでも、
お客さんからすると不安で足が止まる理由になります。
それなのに、「相手の都合だ」「時期が悪かったから」と自分を守るつもりで言い訳してしまうと、
自分の成長のチャンスを逃すのです。
大切なのはここで、セールスメンタルを整えることです。
感情的になる前に、一歩引いて立ち止まる。
そこで「本当に、自分に原因はなかったのか?」と自分に問いかけてみる。
それができないと、同じように断られた時にまた反応できず、
ずっとモヤモヤが残るままになってしまいます。
自分を振り返る具体的ステップ
まずは記憶をなぞってみましょう。
「あのとき、もしかしたら…」と丁寧に。メール1通、
ちょっとした言い回し、スケジュール設定のご案内
どれも“相手の気持ち”を左右する小さなトリガーになり得ます。
あるセールスの方は、「ちょっと考えます」と言われたときに、
すぐに「何か問題でも?」と言ってしまったそうです。
その瞬間、お客さんは「押し売りされた…」と引いてしまったとのこと。
成長するには、“原因が相手”で終わらせないこと
もちろん、相手にも理由があるでしょう。
でも、そこに「本当に自分のどこかが引っかかっていたか?」
という視点があるだけで、次のアプローチが変わります。
これは決して自己否定ではありません。
むしろ、あなたが「自分にできる改善はないか?」
と向き合える強さを持っているという証でもあるのです。
それはとてもプロらしい姿勢です。
自分を変えるチャンスは断られたときにある
だから、「やっぱりやめます」と言われた瞬間を、あなたの成長に変えてください。
もしかしたら、あなたのトーンだったり、説明の順序だったり、
小さなズレが原因だったのかもしれません。
それに気づくためにも、毎回の商談後に「自分、自分!」と振り返るクセをつけましょう。