
こんにちは。
毛利まさるです。
「このままでいいのかな…」そんな不安を感じたことはありませんか?
毎日、目の前の仕事に追われて、気づけばもう週末。
「何かやらなきゃ」と思いながらも、何も変わらない自分にモヤモヤする。
それでも時間は、容赦なく過ぎていく。
そんな経験、あなたにもありませんか?
実はこの“なんとなくの焦り”に効く考え方があるんです。
それが、「時間軸を意識する」ということ。
特にセールスメンタルを鍛えるうえで、この“時間の捉え方”がめちゃくちゃ大切なんです。
一週間で変わる人もいれば、一年かけて花開く人もいる
営業の世界では、短期間で数字を叩き出す人がもてはやされがちです。
もちろん、それはすごいことです。
でも、みんながみんな、最初からロケットスタートを切れるわけではありません。
むしろ、毎月のように振られて、凹んで、それでも一歩ずつ自分を変えていった人こそが、
数年後に圧倒的な実力者になっていたりします。
だからこそ大事なのが、「今の自分がどの時間軸にいるのか?」を意識することです。
一ヶ月後、何ができていれば「OK」か?
たとえば、あなたが今、新しいセールストークを覚えたとしましょう。
そのとき、「明日には完璧に使いこなさなきゃ」と焦る必要はありません。
むしろこう考えてください。
「一ヶ月後、このトークで1人のお客様に納得してもらえたらOK」
この“時間を区切って目標を置く”という考え方は、セールスメンタルにとって非常に重要です。
なぜなら、期限があることで、今やるべきことが絞れるから。
ゴールがあるから、道のりができる。
だからこそ、やる気が出るし、途中で立ち止まっても「まだ時間がある」と前を向けるのです。
時間軸を伸ばすと、人はポジティブになれる
これは本当に面白いんですけど、人は「今すぐ結果が欲しい」と思うと、途端に不安になります。
「今月契約が取れなかったら終わりだ…」
「今週中に返信がなかったら脈ナシかも…」
そんな風に、自分で自分を追い込んでしまう。
でも、こう考えたらどうでしょう?
時間軸を半年に伸ばしただけで、不思議と呼吸が深くなり、考え方もポジティブになる。
余裕が生まれると、人は目の前のことに集中できるようになります。
セールスはマラソン。瞬発力より、ペース配分
「営業って、瞬発力でガンガン攻めるもの」というイメージを持たれがちですが、実際は違います。
本当のプロは、ちゃんとペースを作るんです。
朝イチに何をするか。週初めに何を確認するか。月末までに何を整えるか。
この“リズム”をつくるために必要なのが、「時間軸」という設計図なのです。
だから私はよく、「1ヶ月で習得、3ヶ月で成果、半年で定着」といった自分なりの目安をつくっています。
その代わり、「いま」は未来の自分を支える土台だと信じて、淡々とやる。
時間軸を意識すると、毎日の“今”が、ちゃんと未来につながっていることがわかってきます。