なぜなぜ期を取り戻す

こんにちは。
毛利まさるです。

あなたは、日々の仕事をこなしている中で、
目の前の業務をただこなすことに集中していませんか?

それは多くの人に共通する現象です。
忙しい日々の中で、日々の業務に追われ、
目の前の仕事を終わらせることが最優先になりがちです。

その結果としてうまくいったことも、うまくいかなかったことも、
すぐに次の仕事に追われ、
深く考えずに流してしまうことがよくあります。

しかし、こうした繰り返しの中で一番大切なのは、
「なぜ、これがうまくいったのか?」
「なぜ、これがうまくいかなかったのか?」と
自分に問いかけることです。

つまり「なぜ?」という疑問を持ち続ける姿勢が重要なのです。

これは、かつて幼少期に誰もが経験した
「なぜなぜ期」を取り戻すことに似ています。

幼い頃、私たちは目の前のあらゆることに対して
「どうして?」と疑問を抱き、
何度も「なぜ?」と繰り返し質問していました。

それは、単なる好奇心ではなく、
世界の仕組みを理解し、自分なりに納得したいという純粋な探求心でした。

ですので、ビジネスの場においても、
この「なぜなぜ期」を取り戻すことが重要なのです。

特に、セールスマインドを持つ人であれば、
この姿勢は顧客との信頼関係を築き、
成果を出すための鍵となります。

なぜなら、「なぜお客様はこの商品を求めているのか?」
「なぜこの商談は失敗したのか?」と問い続けることで、
顧客の真のニーズや課題に気づけるようになるからです。

また、うまくいった時にも、
「なぜこの方法が効果的だったのか?」を考えることで
成功のパターンを再現しやすくなるのです。

これは何もあなたの目の前の仕事だけではありません。
あなたを取り巻くこと
その背後にある理由も深く掘り下げてみてください。

たとえば会社の方針や施策についてです。
「なぜこの方針が掲げられたのか?」
「なぜこの施策が実行されているのか?」
といった視点を持つことで、
会社全体の戦略や方向性を理解することができるようになります。

「やれと言われたからやる」という態度では、
会社の意図や目的を見失い、
仕事に対するモチベーションが下がる可能性があります。

ですので、会社の方針や施策についても、
「なぜこのタイミングでこれを行うのか?」
と自分に問いかけることで、
より深い理解と納得感を持って
業務に取り組むことができるようになるのです。

また、こうした視点を持つことは、
上司や同僚とのコミュニケーションにも大いに役立ちます。
「なぜこれを行うのか?」と自分に質問することで、
単なる命令や指示の受け手ではなく、
主体的に考え、行動する人材として評価されるようになるのです。

そして、最終的には「自分の仕事の意味や目的」を
自分の中で再確認できるようになり、
仕事に対するやりがいや充実感を得ることができるでしょう。

あなたが「なぜなぜ期」を取り戻すことは、
単に好奇心を満たすだけでなく、
自分自身の成長や組織全体のパフォーマンス向上にも繋がります。
ぜひおためしください。