
こんにちは。
毛利まさるです。
「何も成長していない」と感じた経験はありませんか?
日々仕事や学業に励んでいるのに、「自分は全然成長していないな…」と思ったことはありませんか?
毎日やるべきことをこなしているのに、なんとなく変化を感じられない。
頑張っているのに報われていないような気がする。
そういった感覚に心が沈んでしまう瞬間、ありますよね。
しかし、それは「成長していない」のではなく、「成長を見落としている」だけなのかもしれません。
レジリエンスを高めるためにも、ほんの小さな改善でいいので、それを記録に残してみませんか?
小さな改善を「見える化」することで得られる力
私たちは、目に見える成果にばかり意識を向けがちです。
たとえば売上が上がったとか、資格に合格したとか。
もちろんそれも大切な成果です。
しかし、そこにたどり着くまでの過程には、無数の「小さな改善」があります。
会話のタイミングを変えた。
資料の構成を少し見直した。
朝の時間を5分だけ前倒しした。
…そんな改善の積み重ねが、やがて大きな変化になるのです。
この小さな変化をスルーしてしまうと、自分の内側の進化に気づけません。
だからこそ、改善を記録に残すということが、あなたのレジリエンス
つまり“折れずに進む力”を支えてくれるのです。
どんなことをメモすればいいのか?
難しく考える必要はありません。たとえば以下のようなことを書いてみましょう。
- どんなタイミングで
- 何に問題を感じたか
- それをどう改善したか
- 結果どうなったか(簡単でもOK)
たとえば、「商談中に相手の反応が薄かった
→ 話すスピードが早かったと感じた
→ 次回は少し間を置いて話すよう意識
→ 相手の頷きが増えた」など。
たったこれだけでも、立派な成長記録です。
メモは紙でもスマホでも構いません。
重要なのは、「自分がどう反応し、どう工夫したか」を記録すること。
それによって、自分の行動を客観的に見つめ直すことができるようになります。
改善記録が「自信」へとつながる
人は忘れる生き物です。
どんなに大きな改善をしたとしても、時間が経てば忘れてしまう。
だから、自分の行動を記録しなければ、「自分は成長していない」という錯覚に陥りやすいのです。
しかし、改善の履歴を見返せば、
「ああ、自分はこんなこともやっていた」「少しずつ前に進んでいた」
と思える瞬間が増えてきます。
この振り返りができると、過去の自分が今の自分を励ましてくれるのです。}つまり、改善の蓄積は、自分のために残す“未来からの応援メッセージ”とも言えるでしょう。
レジリエンスを高める「改善ノート」という武器
たとえば、突然評価が下がったり、成果が出ない時期が来たりすると、人は簡単に折れてしまいそうになります。
そんなときに、自分の改善の記録があれば、「それでも自分は努力してきた」と信じることができます。
これが、あなた自身のレジリエンスの源となります。
周囲の評価や外部の成果がどうであれ、あなたは自分で自分を認められるようになる。
これは、営業でも就職活動でも、学業でも大きな力になるのです。