
こんにちは。
毛利まさるです。
ラジオやテレビのバラエティ番組を聞いていると
「はがき職人」という言葉を耳にすることがあります。
彼らは番組に面白い投稿を送り、盛り上げる大切な存在です。
しかし、はがき職人の役割は
ただ笑いやネタを提供することだけではありません。
彼らの努力の積み重ねや工夫の仕方は
実はセールスの本質にも通じるものがあります。
もし、あなたが営業活動に悩んでいるなら
一度「はがき職人」になったつもりで考えてみてください。
その経験を通じて、相手の視点を理解し
継続の重要性を学ぶことができるのです。
はがき職人として投稿をするとき
ただ自分の言いたいことを
好き勝手に書いて送っても採用されることはありません。
番組の雰囲気やパーソナリティの好み
リスナーの求めるものを深く理解し
「どうすれば番組をもっと面白くできるか?」
を考え抜いたうえでネタを作るのです。
これは、セールスにおいても同じことが言えます。
お客さんは何を求めているのか?
何に価値を感じるのか?
その視点を持たずに、「この商品はすごいですよ」
「このサービスは便利ですよ」と一方的に売り込んでも
相手の心には響きません。
営業において最も大切なのは
相手の立場に立ち、どのような提案が喜ばれるかを考える力です。
はがき職人が番組の求める投稿を考えるのと同じように
営業もお客さんのニーズに寄り添った提案を考える必要があります。
そして、はがき職人として投稿したからといって
すぐに採用されるとは限りません。
むしろ、何度も送っても読まれないことの方が多いでしょう。
そうすると、多くの人は
「自分には才能がない」「どうせ無理だ」
と諦めてしまいます。
しかし、実際に活躍しているはがき職人は違います。
採用されなくても、なぜダメだったのかを考え
改善し、また挑戦するのです。
こうした試行錯誤を繰り返すことで
少しずつ採用される確率を高めていきます。
これはセールスでも全く同じことが言えます。
営業で提案したからといって
一度で契約が決まることは稀です。
むしろ、「今回は見送ります」「予算がありません」
と断られることの方が多いでしょう。
ここで諦めてしまうか、なぜ断られたのかを分析し、
改善し、再度提案するかで結果が大きく変わります。
営業とは、一度の成功を求めるものではなく
何度も挑戦し続けることで成果を生むものなのです。
はがき職人も、営業も、最初からうまくいくわけではありません。
重要なのは、たとえ結果が出なくても、挑戦を続けること。
その過程で、相手の求めるものを考える力が磨かれ
やがて成果へとつながるのです。
もし、あなたが営業活動に悩んでいるなら
一度「はがき職人」の視点を取り入れてみてください。
相手の視点を理解し、継続することで、必ず道は開けます。