新人のことの会議は辛かった

こんにちは。
毛利まさるです。

新人のころ、会議がとても辛かった記憶はありませんか?

周囲の上司や先輩たちが当たり前のように交わす
専門用語や数値データ。
何について話しているのか、何が重要なのか
まったく理解できないまま時間が過ぎていく。

そんな経験をしたことがある人は少なくないでしょう。

なぜ、新人にとって会議は辛いものなのでしょうか?

その理由は、大きく分けて二つあります。

まず第一に、会議の中で使われている言葉や
数字を理解できないからです。

会話の中で飛び交う専門用語や略語、業界特有の表現。
それらが何を意味しているのかが分からなければ
話の流れを追うことすらできません。

たとえば、営業の会議で
「KPIの達成率が80%で、前年対比で見ると改善傾向にある」
と言われても、
KPIの意味や前年対比の重要性が分かっていなければ
その発言が何を示しているのかも分からないのです。

これは、資格試験の勉強と同じです。
たとえば英語の試験を受ける場合、単語の意味が分からなければ、
文章を読んでもまったく理解できません。

単語を知らなければ文章が読めない。
文章が読めなければ、当然ながら問題の意図も理解できません。

会議もこれと同じで、基本的な用語の意味を知らなければ
議論の内容を正しく理解することはできないのです。

もう一つの理由は、会議の全体像を理解できていないからです。

会議には目的があります。
しかし、新人のころはその目的が分からず、
ただ話を聞いているだけになってしまうことがよくあります。

「この会議は、何を決めるためのものなのか?」
「なぜ、この話題が重要なのか?」

このような問いに答えられないまま参加していると、
発言の一つひとつが断片的に感じられ、ついていけなくなるのです。

会議の流れを理解するためには、まず大枠を把握することが大切です。
会議の議題、目的、関係者の立場や役割を知ることで、
話の流れが見えてくるようになります。

新人のころの会議は、確かに辛いものです。
しかし、それは「知らないことが多いから」辛いのであって、
基本的な言葉や全体像を把握することで克服できたはずです。

この考えは、仕事や資格勉強など色々な場面で応用できる考えです。
ぜひお試しください。