こんにちは。
毛利まさるです。
あなたは、「もっとコスパよく生きるべきだ」
と誰かに助言されたことはありませんか?
コスパとは、「コストパフォーマンス」の略で
費用や時間に対してどれだけの成果を
得られるかを評価する考え方です。
確かに、効率を考えることは大切です。
しかし、過度にコスパを重視すると
物事を「無駄」か「得」かの二極で捉えがちです。
物事の裏には目に見えない価値が隠れていることもあります。
例えば、「自炊は時間の無駄だから外食のほうがコスパが良い」
と考える人がいます。
この考え自体に間違いはありません。
大切なことはその一方で、
自炊が持つ他の価値を見逃していませんか?
ということです。
たとえば自炊をすることがストレス解消や
家族とのコミュニケーションの場になる人もいます。
これを「効率が悪い」と切り捨ててしまうと
精神的な充実感を失う可能性があります。
また、料理は、食材の組み合わせや
調味料の使い方を試行錯誤することで
創造的な思考力を鍛えることができます。
それだけではありません。
普段自炊をしている人は、外食で提供される料理に対して
「この味付けはどうしてこんなに美味しいのだろう」
と気づきや学びを得ることが多いです。
こうした視点は、単なる時間やコストの効率だけでは得られないものです。
ですから、コスパで損をしないためには
「何のためにコスパを考えるのか」
という目的を明確にすることが必要です。
自炊を例にすると、「節約」が目的なのか
「健康的な食事」が目的なのかで選択肢は大きく変わります。
目的を明確にすることで、自分にとって本当に必要な行動が見えてきます。
あなたも、自分の目標を明確にし
意味のある行動を選び取ることで
より充実した日々を過ごしてみてください。