おいしいものランキングの違和感

こんにちは。
毛利まさるです。

あなたはテレビやインターネットの記事で
美味しいものランキングを見たことがあると思います。

これに違和感を感じたことはありませんか?

上位に食い込んでいる商品はみんなが良く知っている商品ばかりで
あなたが気に入っている商品は
ランキングに入ってこない。

これって本当に「おいしさ」だけで評価されているのかな?

このような違和感です。

この違和感は「気のせいか」と流すのではなく
なぜ違和感を感じたのかを洞察してみてください。

それがあなたの本質をつかむスキルに繋がるのです。

というのも、実は、あなたが感じた違和感は当たっています。
というのも調査の仕方が公平ではないのです。

認知度が高いものがそのランキングに入っています。
逆に認知度が低いものはランキングに入ることすらできていません。

何が美味しいですか?
と比較対象もなく、単純に質問をすると
その人が知っているものの中で比較するしかないのです。

つまり、美味しいものランキングと言いつつも
正確には「認知度」と「おいしさ」という二軸で
評価したランキングになっているのです。

もし、本当に「美味しいもの」だけで評価するのだとしたら
比較をする商品を全部並べてその中で決めるべきなのです。

これがあなたの感じるランキングの違和感なのです。

このように違和感の理由を突き止めたり
さらにはデータのカラクリを読み解くことができれば
物事の本質をつかむことができるようになります。

データに惑わされず本質をつかむスキルが身につきますので
ランキングを観た際の違和感を大切にしてください。