他人の失敗をあざ笑わない

こんにちは。
毛利まさるです。

「他人の不幸は蜜の味」
という言葉があります。

あなたの周りにこんな人はいませんか?

人の失敗をみて
「あいつチェックが甘いなぁ…」
「あいつ気合が足りないんだよ!」
「仕事のできないやつだな…」

とまるで他人が失敗することで
自分の方が優秀であるかのように
思っている人。

こういう人は危険です。

なぜならいずれその人は同じ失敗を
する可能性が高いです。

なぜなら失敗の本質をつかめていないからです。

うまくいく人というのは
失敗をした経験から
「なぜ失敗をしたのか?」
という失敗の先にある原因を探ります。

そしてその原因から解決するのです。

たとえばとある部署で
ミスが連発するようになりました。

ミスが出てくるようになり部長は
「最近の社員はたるんでいる!
 こんなことは以前はなかったはずだ!
 気合を入れ直せ!」
と言いました。

では気合を入れ直して改善するのか?
そんなわけはありません。

ミスが起きた原因はもっと根本的なことなのです。

以前よりも業務量が5倍になっているのに
人員は5人から6人にしか増えていなかったのです。
単純に業務過多だったのです。

こうなると人員を増やすというよりも
仕組みそのものを変える必要があります。

ですので、業務そのものを見直して
重要項目を洗い出し
業務の簡略化に繋げました。

他人の失敗をみて
あざ笑ったり気合が足りないとか
仕事を怠けているといった
思考停止の反応をしていたら
こういった発想はうまれません。

他人の失敗はあなたが学べるチャンスです。
ぜひ学んでいきましょう。