自分が会社のトップだったらと想像する

こんにちは。
毛利まさるです。

あなたは、仕事中に会社の方針や決定に対して
疑問や不満を感じたことはありませんか?

その結果、飲み会の場や同僚との雑談で
愚痴をこぼしたことがあるかもしれません。

それは、誰もが共感できる瞬間かもしれません。

しかし、残念ながら
その場でどれだけ不満を語っても現状は何も変わりません。

愚痴や不満を抱えたままでいても
あなたのストレスは増えるばかりです。

では、なぜ現場の人に疑問が残ることがあるのでしょうか?

実は会社という組織は、表面に見える以上に複雑であり、
その運営にはあなたが知り得ない多くの要素が絡んでいるからです。

現場で働いている人たちに伝わる情報は
あくまでも全体の一部に過ぎないかもしれません。

例えば、あなたが一つの部署の一員であれば
会社全体の戦略や大きな計画についての
詳細な情報が手に入らないこともあるでしょう。

これはまるで、先の読めないミステリー映画を
見ているかのような状況です。

限られた情報で判断するしかない場合
その結末がどのようになるのか見通すことは難しいのです。
そう考えると、もしかしたらあなたの感じた疑問は
会社という大きな観点で判断すると
あなたが疑問視した方針は
会社側にしてみれば理解したうえでの決定かもしれません。

こういった観点を養うためにおススメの方法があります。

それは
「もし自分が会社のトップだったら、どう考えるだろうか?」
と想像してみることです。

あなたが会社のリーダーになった時
現状をどのように捉え、どのような戦略を打ち出すのかを考えることで
現在の問題を別の角度から見ることができます。

この視点を持つことで、表面的な不満やストレスに振り回されず、
冷静に会社全体を見渡す力を養うことができるのです。

その結果、今まで抱えていた不満やストレスも
少しずつ解消されていくでしょう。

なぜなら、会社のトップとしての視点を持つことで、
現場の問題がどのように大きな戦略の一部として
機能しているのかが見えてくるからです。

また、現場の問題に対しての解決策を提案する視点が生まれ、
問題を他人事ではなく、自分の手で解決できるものとして
捉えられるようになるからです。

これが「レジリエンス」、すなわち逆境や困難に対して柔軟に対応し、
乗り越える力にも繋がります。

ぜひおためしください。