屁理屈をアップグレードする

こんにちは。
毛利まさるです。

突然ですが、あなたの職場で
こんなやりとりがあったとします。

上司
「今月全く売れてないじゃないか!
 なんでそんなに売れないんだ!」

部下
「商品のパンフレットの悪くて
 お客さんが読んでくれないんです。」

上司
「そんなの屁理屈だろ!
 そうじゃなくて今月どうするんだよ!」

売れない理由は
パンフレットが悪いと
答えているのに
屁理屈だと一蹴されてしまう。

屁理屈とは
文字通り屁みたいな理屈であり
筋道が通ってないことです。

つまり筋道が通れば
屁理屈ではなく理屈になるのです。

ですから屁理屈をアップグレードしましょう。

たとえばこのような感じです。

「今月の売上が悪い理由としては
 新しいパンフレットの使い方が
 まだなれていないことです。
 
 今回20名ほどお客さんに使ってみたところ
 冒頭の文章がわかりにくい意見が半数をしめており
 お客さんの反応が悪い状況です。

 こちらについては
 可能であれば改善を希望します。

 今月の残りの日数については
 パンフレットの冒頭の部分にはふれずに
 従来通り口頭で紹介する形式を
 取らせていただきます。」

いかがでしょうか?
結局のところ
パンフレットが悪いと言っています。
つまり内容は一緒です。

しかし、後者は屁理屈っぽく聴こえないですよね。
屁理屈をアップグレードするだけで
印象は大きく異なるのです。

ぜひおためしください。