こんにちは。
毛利まさるです。
今回は、皆さんにも役立てていただけるよう、
「わかりやすく説明するトレーニング」
についてお伝えします。
まず、トレーニングとしておすすめなのが、
未就学児や小学校低学年の子供に対して
知らないことを教えることです。
もし、そのような機会がないというのであれば
別の方法をお伝えします。
それは、あなたが当たり前と思っていることを
知らない異国の人をイメージして説明してみることです。
たとえば、
「ラーメンを知らない人にラーメンを教える」
という設定で考えてみてください。
あそこのラーメンは博多の本場の豚骨ラーメンに近くておいしいよ。
と言われても、「博多の本場?」「豚骨ラーメン?」
と頭に疑問が浮かびます。
ラーメンを知らない人に
その味や魅力を伝えるためには、
ただ単に「おいしい」と言うだけでは不十分です。
そもそもラーメンとは何なのか?
小麦粉とスープで出来た食べ物ならば
そのスープはどういったもので作っているのか?
小麦粉の麺以外の具材は何があるのか?
どうやって食べるのか?
など、具体的なイメージを浮かべられるように
五感を刺激するような説明が必要です。
例えば、
「ラーメンは、小麦粉を練って細く伸ばした麺を
動物ガラや魚介類から取っただしで煮込んだスープに入れて食べる料理です。
麺はつるつるとしていて、コシがあり、スープはあっさりとしていたり
こってりとしていたり、様々な種類があります。
具材には、チャーシュー、メンマ、ネギ、海苔などが定番です。
食べるときは、まずスープを一口飲んで
その味わいを楽しみます。
そして、麺をすすりながら、具材と一緒に味わいます。」
このように、
「五感に訴える」
「具体的な例を挙げる」
「順番を追って説明する」
という3つのポイントを意識することで
よりわかりやすく説明することができます。
このトレーニングをラーメン以外でも試してみてください。
このトレーニングを繰り返すことで、
「相手にとってわかりやすい説明」
をするためのスキルを身につけることができます。
わかりやすく説明することは
セールスに限らず、あらゆる場面で役立つスキルです。
ぜひあなたの説明スキルを磨いてください。