何気ない会話から入る

こんにちは。
毛利まさるです。

突然ですけどこれは
多くの場合会社から用意されたセールストークの流れです。

「このような点でお困りではないでしょうか?」
「確かに、〇〇では困っていますね。」
「では、仮に〇〇を解決できることがありましたら興味でしょうか?」
「まぁ、解決できるとしたら興味ありますね。」
「実はそれが…」

まるで教科書のような流れです。

ちなみにこのような流れを作成するだけの
セールスのセミナーも数多く存在します。

では、あなたに質問です。

それでうまくいったでしょうか?

おそらく現実に即しておらず
結局デスク上で作成したトークで終わりを告げたことでしょう。

なぜ教科書通りに作成した
セールストークは現実では使えないのでしょうか?

それはセールストークの流れが綺麗すぎるからです。

セールストークには型があります。
型にはめてトークを作成することは大切です。
ですけど、型通りにはいかないのが現実です。

型通りにいかないというのは
誘導尋問でもない限り
お客さんは正直に答えてくれないということです。

ですから、セールストークには
多少変化球が必要なのです。

その変化球としてセールストークに
「そういえば」を使ってみてください。

「そういえば以前〇〇で困っているお客さんがいました。
 実際にそのようなことってあるんですかね~」

とまるで独り言なのか、質問しているか
わからないようなトークです。

しかし、こういったトークは
相手が答えてくれるのか?
それとも無言なのか?
様子を伺うことができるのです。

こういった様子を伺うトークがないから
多くの場合失敗するのです。

ぜひ「そういえば」を使ってみてください。