お勧めで損をする人

こんにちは。
毛利まさるです。

お勧めは何ですか?

飲食店に行った時に使う言葉だと思います。
飲食店の場合は、その店の定番メニューを
教えてくれるので便利な言葉です。

しかし、この言葉をそのまま
人に使う時は注意が必要です。

たとえばあなたの目の前にトップセールスがいたとします。
その人にお勧めの本は何ですか?
と質問したとしましょう。

残念ながらこの場合に教えてもらった内容は
ほとんど役に立たないのです。

というのもお勧めというのは
教えてくれる人の立場であったり現在学んでいること。
さらには教えてもらう立場の状況によって
全く異なるからです。

たとえば高校受験を控えて
数学の偏差値を上げたいと思って
数理学の教授にお勧めの本はなんですか?
と質問するようなものです。

では、お勧めをそもそも聞かない方が良いのでしょうか?

そんなことはありません。
先ほど申し上げたように、立場と状況
そして目指しているものが明確になれば
意味のある質問となります。

お客さんの前で緊張して
いきなり会社紹介から紹介しています。
この時点で興味をもってもえうことができず
苦労しています。
導入部分の自然な入り方として
お勧めの方法はないでしょうか?

といった具体的に落とし込むことです。
そうすれば今すぐにでも役立つ情報として
お勧めを活かすことができるようになります。

ぜひおためしください。