こんにちは。
毛利まさるです。
今回はロジック信仰のデメリットについて紹介します。
テレビなどの番組でディベート対決などが
繰り広げられることがあります。
まるで格闘技の試合のように
相手を論破するのは
観ていて楽しいかもしれません。
エンターテインメントとしては
良いことでしょう。
ここで注意しなければいけないのは
エンターテインメントとしてという部分です。
相手を論破する姿は
まるで相手をKOでダウンさせるくらいの
インパクトがあります。
ちなみに道端で格闘をすると傷害罪となります。
では、現実社会で相手を論破するとどうでしょう。
論破された人には遺恨が残ります。
まるでバカにされたような気分になります。
残念ながらこれでは人は動きません。
論破では人は動かないのです。
ロジックだけでは人は動かないのです。
テレビで観るようなディベート対決は
エンターテイメントの場でしか使えないのです。
仕事の場では、お互いの観ている方向をすり合わせて
お互いの認識のズレを確認して
修正していくことが大切なのです。
相手を打ち負かしたところで
物事が進みにくくなるだけです。
くれぐれもエンターテインメントの
ディベート対決を仕事の場に持ち込まないようにしてください。