自分の求められているスキルを知る。

こんにちは。
毛利まさるです。

あなたは自分に求められているスキルを
明らかにしていますか?

例えば部長から抽象的で
よくわからないふわ~とした
指示をされたとします。

あなたは
「もっと明確な指示をしてくれよ!」
と思うかもしれません。

しかし、あなたが中間の管理職だとしたら
抽象的な考えを具体化するのは
あなたの仕事なのです。

つまり立場によって求められるスキル
仕事をする内容は異なるのです。

それをとてもわかりやすく解説してくれた方がいます。
米国の経営学者ロバート・L・カッツ氏です。

カッツ氏は必要なスキルを3つに分けております。

1,テクニカル・スキル(業務遂行能力)
2,ヒューマン・スキル(対人関係能力)
3,コンセプチュアル・スキル(物事の本質を把握する能力)

部長などの役職の方に必要なのは3>2>1
役職のない社員は1>2>3
の順番で必要となります。

例えるならば
部長は本質的なスキルを必要として
課長に抽象的な指示を出します

課長は他の課長と調整をするスキルを必要として
平社員に指示を出します。

平社員は課長の指示をもとに
目の前の仕事に取り掛かるのです。

ですから、あなたの役職が課長であれば
若手社員のころと違って
具体的な指示が降りてこないのは当然なのです。

あなたは部長の抽象的な指示をもとに
周りと調整をしてかみ砕いて
指示を出す立場の人なのです。

このように立場によって求められるスキル
指示をだされることは異なります。

カッツ氏のスキルをぜひ覚えて
日々の仕事に取り組んでください。