
こんにちは。
毛利まさるです。
セールスの世界に潜む残酷な現実
セールスの世界って、本当に結果がすべてですよね。
長年経験を積んだベテラン社員であるものの、なかなか売上が伸びず、
新卒で入ってきたばかりの新人がどんどん売上を上げてしまうなんてこともよくあります。
これって本当に悔しいですよね。
きっと「もっと売れるようになりたい!」という強い感情が沸き起こるはずです。
実はこの「もっと売りたい!」という気持ちは、向上心として非常に大切です。
この向上心がなければ成長できないので、決して悪いことではありません。
しかし、その気持ちが強すぎるとお客さんにも伝わってしまいます。
これが問題になるんです。
ギラギラしすぎると起きる悲しい結末
向上心が強すぎるあまり、お客さんの前でギラギラした雰囲気が出てしまうとどうなるでしょうか?
残念ながらお客さんは非常に敏感です。
あなたのその強すぎる売りたい気持ちを察知して、「この人って結局売りつけたいだけでしょ…」と感じてしまうのです。
確かに自分としては「絶対に売りたい!結果を出したい!」という気持ちは当然ありますよね。
しかし、その気持ちが前面に出過ぎると、逆にお客さんとの信頼関係を築くのが難しくなってしまいます。
これはセールスとして大きなマイナスになってしまいます。
1日だけでも自我を捨ててみるという提案
では、こういう時にはどうしたら良いのでしょうか?
実はとてもシンプルで効果的な方法があります。
それは「1日だけでも自我を捨ててみる」ということです。
「自我を捨てる」と聞くと、なんだか禅問答みたいな感じがするかもしれません。
しかし、これは意外と実践しやすい方法なのです。
要するに、1日だけでも自分の売りたいという強烈な欲求を脇に置いてみてください。
そして、純粋に「お客さんにとって何が一番役に立つのだろうか?」と真剣に考える時間を作るのです。
「自我を捨てる」と何が変わるのか?
自我を一旦脇に置くことで、あなたの意識はお客さん中心になります。
すると、自然とあなたが持っている「ギラギラ感」は落ち着いていきます。
お客さんもあなたが本当に自分のことを考えてくれているということに気づきます。
結果として、お客さんとの信頼関係が自然に深まり、実はその方が最終的に売上に結びつきやすくなるのです。
不思議ですよね。「売りたい!」という強烈な気持ちを少し手放すだけで、結果的に売れるという皮肉な現象が起きるのです。





