“あの人が言うなら間違いない”と思う感覚

こんにちは。
毛利まさるです。

なぜ友達のすすめなら信用してしまうのか?

友達から「このお店、絶対美味しいから行ってみてよ!」とすすめられたら、
つい行ってしまうことってありませんか?

同じお店を他の人からもすすめられていたにも関わらず、最初は「へ~、そうなんだ」くらいの興味しか湧かなかったのに、
友達がすすめると一気に「ちょっと行ってみようかな」と思ってしまう。

不思議ですよね。

これって単に二人の人からすすめられたからというだけではありません。

どちらかというと、その友達からすすめられたことが大きいのではないでしょうか。

なぜなら、私たちは無意識にその人に対する「信頼感」を持っているからなんですね。

「彼が言うなら間違いない」という感覚

例えば、あなたが映画を観ようと思ったとき、映画好きで詳しい友達がすすめる作品なら観たくなりますよね。

これもまったく同じ原理です。
その友達の言葉に対する信頼感、「あの人が言うなら間違いない」という感覚が働くからです。

実はこの感覚こそが、優れたセールストークの本質とも言えるんです。

セールストークがうまい人というのは、お客さんに「この人が言うなら間違いない」と思わせることができる人です。
お客さんに信頼してもらえるからこそ、商品の魅力がしっかりと伝わり、購入につながります。

信頼されるために必要なこと

では、どうすればお客さんから信頼されるようになるのでしょうか?

まず第一に、その商品やサービスについて誰よりも詳しくなることが大切です。

「あの人に聞けばなんでもわかる」と思ってもらえれば、それが信頼に繋がります。
また、商品知識だけではなく、お客さんが困っている背景や状況を深く理解することも重要です。
こうした知識を分かりやすく噛みくだいて伝える能力も欠かせません。

逆に、セールストークが上手でも、表面的なことしか知らなければ、
いずれお客さんから「この人の言うことはあまり信用できないな」と思われてしまいます。

それは避けたいですよね。

自分を信じてもらえるようになることが、セールストークを超えた「本当のセールス力」につながっていくのです。