ゾウの絵からセールスを学ぶ

こんにちは。
毛利まさるです。

あなたは日本の美術史に残る象の絵を
観たことがありますか?

もしなければ「象 日本 美術」で
検索してみてください。

珍獣と呼ばれていたころに
描かれた絵であり
中には今の象とは違った雰囲気をうけるでしょう。

動物園や写真、映像で象を見慣れている
私たちからしたら
ずいぶんと違和感を感じることでしょう。

「これは象なのか?」

と思うかもしれません。

それもそのはずです。

象を描いた方は実際には象を観たことがなく
言い伝えで描いた方もいたのです。

これはなにも他人事ではありません。
学んでほしいことは人伝えというのは
それだけ難しいということです。

当時としてはできるだけ詳細を伝えて
歴史に残る有名な絵師が描いたのです。

それでもあのような姿になってしまうのです。

つまり、あなたがお客さんに伝えたことは
あなたが思っているほど伝わっていないと
おもってください。

資料は事前に渡しても目を通しません。
以前お伝えしたことは全部忘れています。
お客さんはわからないこともわかりませんとは
答えません。

そう思ってお客さんに接してあげましょう。