
こんにちは。
毛利まさるです。
ゴールを共有していますか?
「話がかみ合わないな…」そんな経験はありませんか?
会議でも、メールでも、なんだか相手とのズレを感じる。
自分はこうしたいと思っていたのに、相手はまったく別の方向を見ていた。
そんなモヤモヤが積み重なると、信頼関係にも影響が出てしまいますよね。
特に仕事においては、こうしたズレが時間やエネルギーのロスにつながることがよくあります。
この原因の多くは、「ゴールの共有不足」にあります。
今回は、自己啓発の視点から「ゴールのすり合わせ」について深掘りしていきましょう。
ゴールが曖昧だと、ズレるのは当然
「ゴールを共有しましょう」って言葉、よく聞きますよね。
たとえば「より良い提案をしよう」「売上を伸ばそう」といった目標。
けれど、こうした言葉って、抽象的すぎて人によって解釈がバラバラです。
「より良い提案」とは、
スピード感?
提案資料の美しさ?
それともお客様の納得感?
ここを曖昧にしたまま進めると、「言った・言わない」「そういうつもりじゃなかった」
といったズレが生まれるのは当然のことなんです。
3つのポイントでゴールを明確にする
ゴールを具体的にするために、私が意識しているのは次の3つです。
- 時間:いつまでに達成するのか?
- 場所(対象・シーン):どこで、誰に向けてか?
- 工数(リソース):どのくらいの手間や時間をかけて良いのか?
たとえば「このプロジェクトを成功させたい」というゴールも、
「今月末までに、A社向けの提案資料を、2営業日で作成できるレベルで準備する」
といった具合に、時間・場所・工数を具体化すれば、ズレにくくなります。
ズレを楽しまず、整えていく姿勢を
もちろん、最初から完璧にゴールが一致することはありません。
人それぞれ背景も違えば、価値観も違う。だからこそ「すり合わせ」が必要なのです。
そして、そのすり合わせの過程を楽しむのではなく、“整える”という姿勢を持つことが大切です。
特にリーダーや営業の立場にある人ほど、自分の理想やスピード感を押しつけがちになります。
しかし、ゴールとは一人で決めるものではなく、共に育てるものなのです。