PDCAという言葉に意味はない

こんにちは。
毛利まさるです。

あなたは上司からPDCAが大切だ!
と言われることはないでしょうか?

PDCAとは以下四つの言葉の略です。
Plan(計画)
Do(実行)
Check(評価)
Action(改善)

よくよく考えてみてください。
計画して実行して評価して改善をする。

これって当たり前のことですよね。
当たり前のことですけどPDCAと言われた瞬間
なにやら意味のありそうな大切な言葉に感じます。

しかし、本質は変わっていません。
PDCAという言葉自体には何の意味もありません。

このようにビジネス用語を使うと
なにやら意味ありげな雰囲気がありますけど
言葉によって本当に大切なことがボケてしまう可能性があります。

たとえばPDCAの部分で何が足りなかったのでしょうか?
計画の部分?実行?
だとしたら以下どちらがより伝わるでしょうか?

「PDCAのPが大切だ!」

「今回は計画の部分が甘かったかもしれない。
 計画をもう一度見直してみてくれ。」

当然ながら後者ですよね。

大切なことなので繰り返します。
便利なビジネス用語を使うことで
伝えた気になったり理解した気にならないでください。

重要な事は相手に伝わることです。
ですから相手に理解してもらうためにはこの言葉が最適なのか?
を常に考えてみてください。

言葉をかみ砕く。わかりやすく伝える。
このことを常に意識してください。