
こんにちは。
毛利まさるです。
恥ずかしいセリフを堂々と使えていますか?
「そんなこと、恥ずかしくて言えない…」そんな経験はありませんか?
たとえば、「あなたのアドバイスのおかげで本当に救われました」とか、
「教えていただいた言葉は、今でも私の中で生きています」といった言葉。
相手に感謝を伝えるときにふさわしい社内営業の一言であるものの、どこか気恥ずかしくなってしまって、つい避けてしまう。
そんな場面、誰しも一度はあるのではないでしょうか?
しかし、実はこういった“歯の浮くセリフ”こそ、あなたの信頼残高を大きく高める鍵になるのです。
「歯の浮くセリフ」は最高の潤滑油
まず前提として知っておいてほしいのは、職場での人間関係は“当たり前のことを、
きちんと言葉にできるかどうか”で大きく変わるということです。
相手に感謝を伝える。尊敬の念を表す。助けられたことを言葉にする。
どれも当たり前のことではあるものの、それを“声に出して言う”というのは、意外と勇気がいる行動です。
しかし、それを堂々と言えたとき、相手に伝わる印象はまるで違います。
「この人はちゃんと見てくれていたんだ」「自分のことをちゃんと覚えていてくれたんだ」と感じてもらえたら、
それは信頼という形で返ってくるのです。
なぜ恥ずかしくなるのか?
私たちが「歯の浮くセリフ」と感じるのは、自分が“素直になれていない”証拠でもあります。
「褒めているようで、下心があると思われたらどうしよう」
「そんなこと言ったら軽く見られるかも」
そんな考えが頭をよぎるのです。
しかし、それはまったく逆です。
中途半端に照れながら言葉を選ぶから、逆に変に聞こえてしまうのです。
社内営業においても、感謝や賞賛は“恥ずかしげなく、堂々とストレートに”言うからこそ、心に響きます。
堂々と言うことが大切な理由
どんなに立派な言葉でも、モジモジとした態度で伝えてしまえば、
「本音じゃないのかな?」と思われるリスクが高くなります。
逆に、堂々と、まっすぐに、目を見て言うだけで、その言葉の印象は何倍にも増します。
「先日いただいたアドバイス、本当に心に響きました」
「〇〇さんの一言で、正直かなり助かりました」
こんなセリフを、照れずに言える人は、社内に意外と少ないものです。
しかし、それだけに“できる人”として覚えてもらえるチャンスでもあります。
「言葉」は相手の記憶に残る
人は、言われた内容よりも、言われたときの気持ちを覚えています。
どんなに短い言葉でも、タイミングとトーンによって、一生残ることだってあるのです。