映画のハイライトをセールスに活かす

こんにちは。
毛利まさるです。

あなたは、映画のCMを観たときに
その映像やメッセージが強く記憶に残ったことはありませんか?

映画のCMは、その作品のハイライトを集めたものであり
わずか数十秒で観客にその映画の内容や魅力を伝えるために工夫されています。

この短い時間で、どんな物語が展開され
どんな感情や興奮があるのかが一目でわかるのは
CMが映画のハイライトを的確に捉えているからです。

その結果、観客は自分がこれから観る映画が
どういったものなのか、ある程度予想することができるのです。

たとえば、あなたがラブロマンス映画を観たいと思っていたとします。
映画のCMを観たとき、そのシーンに美しいカップルが登場し
感動的な音楽が流れると「これだ!」と期待しますよね?

しかし、実はその映画がホラー映画だったらどうでしょうか?
これはCMの印象と実際の内容が異なるという
観客を裏切るミステリー作品の一例です。
しかし、こういったことは例外で
通常はCMで伝えられる内容が本編としっかりリンクしています。

映画のCMは、本編を紹介するための
重要な「ハイライト」としての役割を果たしているのです。

同じように、あなたのセールスにも
「ハイライト」を取り入れることが効果的です。

顧客との初めてのコンタクトや提案の場面で
どんな内容を伝えるのかをあらかじめ整理し
その日のポイントを最初に示すことで
顧客にとって分かりやすく、興味を引くプレゼンが可能になります。

セールスの場面では、限られた時間で
顧客の関心を引き、信頼を得る必要があります。

ですので、まずは「今日何を伝えるのか」
を最初の導入としてハイライトして見せることが効果的です。

たとえば、営業の最初にポイントをあらかじめ示しておくことで
話が横道にそれることを防ぎ
効率的なコミュニケーションが可能になります。

最初の導入で何を伝えるかを明確にし
顧客が何を期待するべきかを示すことが
成功するセールスのカギとなります。

これは映画のCMが、観客に
何を期待するべきかを数十秒で伝えるのと同じです。

それが顧客との新たな信頼関係を築き
あなたのセールススキルをさらに高めてくれることでしょう。