ゲームをやりつくす

こんにちは。
毛利まさるです。

突然ですけどあなたは
ゲームを何時間もやり込んだことはありませんか?

一つのゲームに夢中になり、気が付けば数百時間、
いや1,000時間以上もプレイしていた…
そんな経験があるかもしれません。

その結果、ゲームの操作方法や攻略法を熟知し、
難しいステージやクエストもスムーズに
クリアできるようになったと思います。

また、ゲームの中でしか見えない特別な景色や、
他のプレイヤーには見えない細かいテクニックを
発見することもあったでしょう。

それは、ゲームに没頭し、繰り返し挑戦することで、
誰よりも深くその世界を理解できるようになったからです。

では、同じことを「仕事」に対してもできているでしょうか?

仕事も一種の「ゲーム」と考えたとき、
あなたは自分の業務に対して1,000時間以上の集中を
注ぎ込んだ経験がありますか?

例えば、営業活動において、1,000時間を費やして
徹底的に自分のセールスマインドを磨いたり、
アプローチ方法や顧客対応を深く研究したりしたことはあるでしょうか。

ゲームの世界では「上手くなりたい」
「もっとクリアしたい」という欲求が、
時間を忘れて集中させますが、仕事ではどうでしょう?

「成果を出したい」「スキルを磨きたい」
というモチベーションがあるにもかかわらず、
ゲームほど没頭している人は少ないのが現状です。

それはなぜでしょうか?

それは、多くの人が仕事に対して
「ゲームと同じ楽しさ」を見いだせていないからです。

ゲームには明確な目標、段階的な達成感、
そしてスリリングな挑戦が常に用意されているため、
プレイヤーは飽きることなく集中し続けられます。

一方で、仕事においては、目標が漠然としていたり、
達成感を得られるまでに時間がかかりすぎたりすることで、
モチベーションが維持しづらくなってしまうのです。

ですので、仕事に取り組む際も
まずは自分なりの「ルール」と「目標」を設定し、
それを達成するプロセスを楽しむことが重要なのです。

たとえば、セールスの人であれば、
「今月中に5件の新規契約を取る」という目標を立てるだけでなく、
その目標を達成するまでの過程に、ゲーム的な要素を取り入れてみましょう。
「今日は3件のアプローチをクリアする」
「難易度の高いクライアントに挑戦してみる」など、
自分にとっての「クエスト」を設定し
一つずつ攻略していくイメージです。

こうすることで、仕事のやり方や考え方が変わり、
ただの作業ではなく、ゲームのような「やりがい」や
「楽しさ」を感じられるようになるはずです。

また、ゲームで1,000時間を費やして上達する過程には、
「試行錯誤」と「改善」が欠かせません。
ゲーム中に何度も失敗し、同じステージを繰り返しプレイすることで、
少しずつテクニックを磨いていきます。

このプロセスは仕事でも同じです。
特に営業活動では、相手の反応を見ながら話し方や資料の見せ方を調整し、
少しずつ成果を上げていく必要があります。

ですので、失敗しても「これは次に向けたトレーニングだ」と考え、
毎回少しずつ自分のやり方を改善していく姿勢が大切なのです。

結局のところ、仕事もゲームも「やりつくす」ことで初めて、
その世界の本当の楽しさや奥深さを理解できるのです。

あなたのセールスマインドを強化するために、
たとえば1,000時間という目標を掲げ
自分自身の限界に挑戦してみてください。
その過程で得られる経験とスキルは、
必ずあなたを次のステージへと導いてくれるでしょう。