こんにちは。
毛利まさるです。
あなたは「合わせ目」という言葉を聞いたことがありますか？
その瞬間にすぐにピンときた方は
きっと特定の趣味をお持ちの方でしょう。
「合わせ目」とはプラモデルを作るのが好きな方や
模型の製作を趣味とする方にはとても馴染み深い言葉です。
ですが、その一方で、普段あまり触れることがない人にとっては
「合わせ目って何？」と疑問に思うことでしょう。
合わせ目とは、パーツとパーツを組み合わせた際にできる線のことです。
例えば、プラモデルのボディ部分や
手足のパーツを組み立てたときに
接合部にできる目立つラインを指します。
プラモデルの愛好者にとって
この「合わせ目」を消すことは
作品をより完成度の高いものにするための重要な作業です。
一般的には、合わせ目を消すために以下の手順を行います：
１，専用の接着剤を使用し、パーツをしっかりと接着する。
２， 接着剤がはみ出した部分をやすりで削り、表面を滑らかにする。
３，最後に、消した部分を目立たせないために塗装を施す。
この一連の作業を通じて、パーツの組み立て時にできた
「合わせ目」を見えないようにすることができ
より美しい仕上がりになります。
さて、この「合わせ目」という言葉は
プラモデルを作る人にとっては当たり前の用語かもしれません。
しかし、一般の人にはほとんど馴染みがありません。
これと同じ現象が、実はセールスの現場でも頻繁に起きているのです。
例えば、あなたが商品やサービスの特徴を説明するときに
つい専門用語や業界特有の言葉を多用してしまうことはありませんか？
「この製品は、独自のABC構造を採用しており
さらにXYZ技術を搭載しています」
と専門用語を話したとします。
その結果、お客さんの反応は「？」という表情を浮かべ
話が理解できていない様子だったかもしれません。
それは、あなたが「専門的な知識を前提にした説明」
をしてしまっているからです。
つまり、あなたの頭の中では「当たり前のこと」でも
お客さんにとっては「合わせ目」のような言葉
つまり、「全く意味がわからない言葉」
に感じられているかもしれないです。
ですので、セールストークを見直し
できるだけ分かりやすい言葉を使うことが重要なのです。
ぜひおためしください。
