錯覚試算を使いこなす

こんにちは。
毛利まさるです。

あなたは、周囲の人を「この人は凄い」
と感じたことがあるのではないでしょうか?

その人の言葉や行動に対して
無意識に信頼を寄せてしまうことがあったと思います。

特定の資格や肩書きを持つ人を
実際にその人の能力や性格をよく知らなくても
「すごそうだ」と感じたことがあるでしょう。

その結果、その人に対して敬意や信頼を寄せ
彼らの意見を尊重するようになるのではないでしょうか?

それは、その人が持つ錯覚資産が
あなたの判断に影響を与えているからです。

例えば、高学歴であったり
TOEICで高得点を持っていたり
MBAを持っていると知った瞬間
その人が一層優秀に見えることはありませんか?

これこそが「錯覚資産」と呼ばれるものなのです。

錯覚資産を効果的に活用するためには
まず自分自身の持つ資産を理解することが重要です。

たとえば、会議での発言やプレゼンテーションの場で
自分の専門知識や経験を何気なく紹介することで
周囲の人々に「この人は良く知っている」
という印象を与えることができます。

また、自分の過去の実績や
持っている資格を適切なタイミングで紹介することで
相手の期待感を高めることができます。

しかし、錯覚資産にはリスクも伴います。
錯覚資産にネガティブなものも発生します。

例えば、社内の会議に何度か遅れてしまった場合
たとえそれが偶然であっても、
「時間にルーズな人」となりそれが
「約束を守れない人」という
ネガティブな錯覚資産が生まれてしまう可能性があります。

これが積み重なると、仕事全体に対する評価にも影響を与え
仕事ができない人」というレッテルを貼られることになりかねません。

社内営業においては、錯覚資産の活用が極めて重要です。
それを効果的に使いこなすことで
社内の人間関係を良好にすることができます。

常にポジティブな錯覚資産を築くことを意識し
社内営業を成功させるための一助としてください。